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京都ここだけの話

全国の京都ファンが目指す難関「京都検定」とは

2012/9/13

全国の「ご当地検定」の中でも早くに始まった京都検定。累計2万人を超える合格者たちは、意外な場所でも活躍しています。

【登場人物】
東太郎(あずま・たろう、30) 中堅記者。千葉県出身。人生初の「関東脱出」で京都支社に転勤し半年。取材時もオフの日も突撃精神で挑むが、時に空回りも。英語検定試験で「そこそこの点」(社外秘)を取った後、米国出張で「打ちのめされました」。
竹屋町京子(たけやまち・きょうこ、25) 支社の最若手記者。地元出身、女性ならではの視線から、転勤族の「知識の穴」を埋める。野菜ソムリエに興味があり「野菜本」で勉強中。「食べ物の話だからスラスラ頭に入るわ」
岩石巌(がんせき・いわお、50) 支社編集部門の部長。立場上、地元関係者との交遊も広く、支社で一番の「京都通」を自任する。単身赴任も3年目に入ったが「家族愛検定があれば、間違いなく1級だ」。(登場人物はフィクションです)

■「敵は本能寺にあり」って、どこ?

東太郎 先ほど取材の帰りにタクシーに乗って驚きました。ドライバーが京都の地理や歴史にすごく詳しいんです。現在は寺町通御池下ルにある本能寺が「本能寺の変」の時は四条西洞院にあったという話は有名ですが、創建時は油小路高辻にあったと教えてくれました。

岩石部長 京都のタクシーは尋ねてもいないのに観光案内をしてきて閉口することがたまにあるが、本当に詳しい人が多いのも事実だな。

京都検定に合格したタクシー運転手も多い(京都市右京区の天龍寺)

竹屋町京子 最近は「京都検定合格」などの名札をつけたドライバーをよく見かけます。タクシー大手では希望者を募って団体受験させる例も多く、エムケイでは1級の取得者が5人、2級の取得者が200人以上いるそうですよ。

部長 「京都観光満足ガイド協会」という団体もある。検定2級などに合格した25人のドライバーがタクシー会社の枠を超えて集まり、貸し切りで観光地を案内するサービスを提供しているんだ。

太郎 京都検定ってよく聞きますけど、詳しくは知りませんでした。どんな検定なんですか?

京子 京都商工会議所が2004年にスタートした検定で、毎年12月に試験を実施しています。ご当地検定の草分け的な存在ですね。

部長 一般的なご当地検定の受験者は地元の観光関係者が中心だが、京都検定は半分以上が府外の人なのが特徴だ。ほぼ毎年、47都道府県から受験しにくるらしい。

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