作家・中島京子が語る 「親の認知症」との向き合い方

NikkeiLUXE

今なお続いているという父との「長いお別れ」について、また最新刊についても語った、読み応えのあるロングインタビュー。(NikkeiLUXEより)
今なお続いているという父との「長いお別れ」について、また最新刊についても語った、読み応えのあるロングインタビュー。(NikkeiLUXEより)
アルツハイマー型認知症を患う父親とその家族の10年間を描いた、中島京子さんの小説『長いお別れ』が映画化された。認知症をテーマにした作品は、その介護の苦労やつらさを描いたものが多い。しかし、どこかコミカルですらある『長いお別れ』は、たとえ認知症になっても消えない「父親の生きてきた時間」を思わせ、ほかの作品とは異なる形で胸に迫りくる。頼っていないようで、今もどこかで頼りにしている親が、いつかは「死ぬ」存在であるという厳然たる事実。自身も6年前に認知症の父親を亡くした著者である中島さんは、どんなふうにそれを乗り越えたのだろうか。