ブラックホール観測成功のニュースは記憶に新しい。観測の実現は世界6カ所、連携した8台の電波望遠鏡群だ。6カ所のうち最大の貢献をしたのが、南米チリのアルマ望遠鏡だ。長年にわたり同望遠鏡建設プロジェクトを取材し、2017年に『スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち』(日経BPコンサルティング)を刊行したノンフィクション作家の山根一眞氏に、観測成功に寄せて、万感の思いを寄稿してもらった。「アルマ」の魅力を写真で紹介する。
《この写真の記事を読む》ブラックホール撮影の陰に日本の技術 山根一眞氏が語る「アルマ」