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イチからわかる

すぐできる自由研究 酵素の力試してみよう 「おうちで理科」セレクト集(1)

2012/8/13

 みなさんはご飯をしばらくかんでいるうちに、だんだん甘くなってくることに気づいていますか。これは、だ液の中に「酵素」という物質があって、ご飯の中のでんぷんを甘い糖に変えていくからです。生物は自分でいろんな酵素をつくっています。パイナップルの酵素(プロメライン)には、たんぱく質をこわす力があります。それでは、たんぱく質でできているゼリーの上にパイナップルを置いたら、どうなるでしょうか――。

■どうして? 人の体の中に数千種類

 生物の体の中では、ある物質が別の物質に変わるという化学変化がいつも起きています。ただし、化学変化は速く進むとはかぎりません。みなさんが食べたご飯のでんぷんも、体に吸収するためには糖に変えないといけないのですが、簡単にはいきません。そこで、変化を加速する力を持っている酵素が重要になってきます。

 人は体の中に数千種類もの酵素を持っているといわれています。酵素は、種類によって化学変化させる相手の物質がちがいます。たとえばペプシンという酵素の相手はたんぱく質です。たんぱく質に結合し、ペプトンという物質に変化するのを助けます。胃液の中のペプシンは、肉などのたんぱく質の消化をせっせと進めています。

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