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親子・カップルで行く 個性派「プラネタリウム」ベスト10

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NIKKEI STYLE

はやぶさ」の帰還、金環日食、国際宇宙ステーションに到着した飛行士の星出彰彦さん……。ここ数年で宇宙・天体への関心が一気に高まる中、デジタル化などの技術が進んだプラネタリウムも注目を集めている。夏休みに親子やカップルで「星空散歩」が楽しめるユニークな施設を専門家に選んでもらった。

1位 名古屋市科学館「Brother Earth」(名古屋市) 490ポイント
光学式とデジタル式がコラボ 「伝統、設備の新しさ、入場者数、スタッフの充実度など、世界を代表するプラネタリウム」(田部一志さん)。2011年3月に設備を一新。直径35メートルという世界一の規模のドームに、最新型の光学式プラネタリウムと、コンピューターで計算した星空を投影するデジタル式プラネタリウムの組み合わせで宇宙旅行などが再現できる。番組は月替わりで独自に制作、学芸員が生で解説する。専用の音響システムも導入、例えば足元から虫の声も出せるなど臨場感にこだわっている。
(1)展示室とプラネタリウムを合わせた観覧料は大人800円、高校・大学生500円、中学生以下無料(2)毎週月曜日(月曜日が祝日などの場合は翌平日)など(3)052・201・4486(4)市営地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅下車徒歩5分
2位 大阪市立科学館(大阪市) 400ポイント
大阪の星空を忠実に再現 ドームの直径は26.5メートル。「投影星数は肉眼で見える範囲に抑え、大阪で見える星空を忠実に再現している」(青木満さん)。日本最古の旧投影機も見学できる。
(1)プラネタリウム観覧料は大人600円、高校・大学生450円、中学生以下3歳以上300円(2)毎週月曜日(月曜日が祝日などの場合は翌平日)など(3)06・6444・5656(4)市営地下鉄四つ橋線肥後橋駅から徒歩約8分
3位 山梨県立科学館スペースシアター(甲府市) 330ポイント
番組に強いメッセージ性 2010年3月に設備を一新した。全国から募集した、星空への思いをつづった詞を織り込んだプログラムなど「メッセージ性の強い番組が多く、星や宇宙にまつわる様々なイベントもある」(木村かおるさん)。
(1)入館料とスペースシアター観覧料のセット券は一般・大学生800円、小中高生320円(2)毎週月曜日(休日、夏休みを除く)など(3)055・254・8151(4)JR甲府駅からバスで約20分
4位 かわさき宙(そら)と緑の科学館(川崎市) 300ポイント
最新機でリアルな星空 4月に設備を一新。世界最高とされる光学式のメガスター最新機とデジタルプラネタリウムを駆使し、精緻な星空を投影。9月からは小中学生が番組を制作し同館で上映するプログラムも始まる。
(1)観覧料は一般400円、高校・大学生200円、中学生以下無料(2)毎週月曜日(月曜日が祝日などの場合は翌平日)など(3)044・922・4731(4)小田急線向ケ丘遊園駅から徒歩約15分
5位 プラネターリアム銀河座(東京都葛飾区) 290ポイント
お寺の中の快適空間 お寺の中にある珍しい施設。25席と小規模だが、革張りのいす、冬季の床暖房システムなど快適性を追求し「リッチな気分で楽しめる」(高梨直紘さん)
(1)大人800円、子ども(10歳~中学生)500円(2)開館は毎月第1、3土曜日午後3時から。要予約(3)03・3696・1170(4)京成線立石駅から徒歩5分
6位 つくばエキスポセンタープラネタリウム(茨城県つくば市) 250ポイント
多彩なオリジナル番組 最新の宇宙論から星占いまで多様な話題が盛り込まれ「様々な趣向の番組が楽しめる」(上坂浩光さん)
(1)展示場とのセット券は18歳以上800円、高校生以下4歳までは400円(2)毎週月曜日(月曜日が祝日などの場合は翌平日)など。夏休み中は無休(3)029・858・1100(4)つくばエクスプレス線つくば駅から徒歩5分
7位 コニカミノルタプラネタリウム「満天」(東京都豊島区) 240ポイント
 都心で気軽に訪れることができる施設。アロマの香りの出る演出など「大人の女性をターゲットにした番組が人気の秘密か」(尾久土正己さん)。
(1)高校生以上1000円、小中生500円など(2)定休日なし(作品入れかえ時のみ休業)(3)03・3989・3546(4)JR池袋駅から徒歩10分
8位 仙台市天文台(仙台市) 230ポイント
 8人のスタッフが手作り番組をそれぞれ解説。毎週土曜日の「トワイライトサロン」では天文台長やゲストが様々な話題を取り上げる。
(1)展示室とのセット券は大人1000円、高校生600円、小中学生400円(2)毎週月曜日と毎月第3火曜日(これらが祝休日の場合は翌日)など(3)022・391・1300(4)JR仙山線愛子駅からバスで約10分
9位 葛飾区郷土と天文の博物館(東京都葛飾区) 190ポイント
 「デジタルプラネタリウムの先駆け」(木村かおるさん)。ほかの施設と違い、大人向けのオリジナル番組が中心。光学式とデジタル式のシステムを融合し、生の解説で宇宙の果てまで体験。問い合わせ電話03・3838・1101
10位 明石市立天文科学館(兵庫県明石市) 170ポイント
伝統的な光学式プラネタリウムを半世紀以上使用。水平線が切り絵風で昔ながらの雰囲気に浸れる。問い合わせ電話078・919・5000

本物感や快適性競う

1位の名古屋市科学館「Brother Earth」は、2011年3月のリニューアルで、光学式の最新型とデジタル式のプラネタリウムを組み合わせた。「世界で最も本物に近い星空」(青木満さん)という声もあり、2011年度は58万9千人が訪れた。

光学式は、床の中央付近に設置した映写機からレンズを通した光で天井に星を映すシステム。一方、デジタル式は、コンピューターで計算して作ったCG画像をビデオプロジェクターで映し出すもので、これらを重ね合わせると様々な映像を作れる。

2位に入った大阪市立科学館は「実際に肉眼で見える範囲の星空の投影」が売り物。1937年、日本で最初のプラネタリウムとしてオープンして以来、日本を代表してきた施設のひとつだ。

今回名前があがったのは49カ所に上り、10位までの施設以外でも、例えば、今年5月に開業した東京スカイツリータウン内の「コニカミノルタプラネタリウム『天空』」は開業1カ月で約6万5千人が入館。人気ぶりが話題だ。

ほかにもユニークな施設は多い。例えば羽田空港国際線ターミナルにある「プラネタリウムスターリーカフェ」は「国際線を利用するときは時間をつぶすのに苦労するが、パスタなどを食べながら眺めるプラネタリウムは新鮮」(尾久土正己さん)。

東名高速の富士川サービスエリア(上り)にある道の駅「富士川楽座」内のプラネタリウムも「ドライブ中の一休みに気楽に見られる」(上山治貴さん)。ホテル併設の「ラフォーレ琵琶湖プラネタリウム」は「宿泊客や一般客が気軽に楽しめる。(毎週土曜日の)星のお兄さんのお笑いの解説はここでしか味わえない」(上坂浩光さん)との声もあった。

3Dシステム 映像表現に幅

国立天文台(東京都三鷹市)や科学技術館(同千代田区)、日本科学未来館(同江東区)などには、立体ドームシアターの中で観客が専用のメガネをかけ、宇宙の姿だけでなく、3D映像によって様々な世界を体験できるシステムがある。「既存のプラネタリウムの概念を覆す施設といえる」(高梨直紘さん)などとして、このシステムのある施設を推す声もあった。

例えば科学技術館の「シンラドーム」は2007年にオープン。専用メガネをかけて見ると、あたかも星の海の中に浮かんでいるような立体感覚を味わいながら、宇宙の果てまでの映像などが楽しめる。

  ◇  ◇  ◇  

 表の見方 数字は選者の評価を点数化。(1)観覧料(2)休館日など(3)問い合わせ先電話番号(4)行き方 ※9位と10位は問い合わせ先のみ

 調査の方法 全国のプラネタリウムから特徴があって楽しめる施設を専門家に10位まであげてもらい順位を決めた。選者は次の通り(敬称略、50音順)

 青木満(サイエンスライター)▽明井英太郎(五藤光学研究所クリエイティブカンパニー長)▽尾久土正己(和歌山大学観光学部教授)▽KAGAYA・デジタルグラフィックアーテイスト(加賀谷穣)▽上山治貴(アストロアーツ取締役)▽木村かおる(日本科学技術振興財団・科学技術館学芸員)▽上坂浩光(ライブ代表取締役社長)▽高梨直紘(天文学普及プロジェクト「天プラ」代表)▽田部一志(リブラ代表取締役社長)▽福江純(大阪教育大学教育学部教授)

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