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異変!バレンタインもホワイトデーも男子から女子へ

私たちのリアル(32)

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NIKKEI STYLE

バレンタインデー(VD)に続きホワイトデー(WD)が終わりました。学生たちに平成最後となるVD&WDを振りかえってもらうと、新しい時代の幕開けを予感させるトレンドが見えてきました。

聖バレンタインの記念日2月14日は愛の告白デー。「女性が男性にチョコレートを渡して初告白!」なんて騒いでいたのは遠い昔、親世代が若かりし頃、昭和の時代です。

平成VD、主役は「友チョコ」。手作りブームで、平成生まれ女子ならほとんどみんなチョコ作りを体験しています。学生の間では、特別な相手がいるいないにかかわらず2月14日はみんなでチョコやお菓子を食べる日として行事化されています。

恋愛のステップやアプローチが変わり「告白」の場面は皆無です。「いきなり告白なんてありえない」と誰もが言うのは、「恥をかきたくない」「相手も困るから失礼」とか。恋愛のキッカケもなんとなくLINEではじまり、「恋人同士」とお互いに確認したところでツーショット写真を交流サイト(SNS)にアップし、友達にもさらりと報告するのが一般的です。

逆バレンタイン

今年のVD、いつもと違ったのは、男子から女子へ「#逆バレンタイン」! SNS上では逆バレンタインするカップルが多く見られました。渡すのは一輪のバラや小さいお花のブーケが一般的。一緒にブランドの小さいチョコレートをプレゼントする人もいれば、Tiffanyのネックレスや4℃の指輪などをプチサプライズしてあげる人もいました。

逆バレンタインについては、海外の影響が大きいようです。SNSでフォローしている海外の有名人から、バレンタインは男性から女性へ送るイベントと知り、年齢の数のバラやアクセサリーを送る様子を見て感化されているようです。

カップルに話を聞くと、VDのお返しはコスメかジュエリーが定番とか。食いしん坊カップルは、焼き肉やおいしいものをごちそうしてもらうという声も多かったです。男女共にプレゼントしたものをSNSに投稿するまでが、バレンタイン行事の一連の流れとして定着しています。

数日遅れは当たり前

昨年あたりから2月14日当日へのこだわりが低くなっていて、今年のインスタをみても明らかです。14日を過ぎてからも2月末までインスタストーリーにバレンタイン投稿が続きました。「ちょっと遅めの」「今さら」の文字を入れエクスキューズする人もいますが、「今年のバレンタイン」と14日に関係なく投稿していました。

聞いてみると、「14日前後で自分の都合が良い日にお菓子を作るから」「バレンタインギフトを渡す日は自分の都合の良い日にするから」と、何事も自分中心、渡す側の都合の方が優先されるのです。とはいえお互いさまで相手も全然気にしません。その他「スーパーで14日を過ぎると材料が値下げされている」ので、学生には狙い目だそうです。当日を過ぎてからもバレンタイン商品の需要があるなんて意外に思う大人も多いのではと思います。

最近も手作りする女子は一定層存在します。生チョコトリュフやガトーショコラ、クッキーやマカロン、フィナンシェ等々作るものは様々ですが、今年は「インスタ映えする」と人気に火が付いた「ひつじのショーンマフィン」を作った子がたくさんいました。「マシュマロ(胴体)、ガルボ(顔)、麦チョコ(耳)などどこでも買える市販のお菓子で、アレンジできる簡単レシピがポイント!」と、手作りレシピが紹介され、簡単にインスタ映えするので、あげる方ももらう方もうれしいアイデアと大好評だったようです。

手作りお菓子男子続出

今年はお菓子やスイーツを手作りする男子が続出!という声も。中にはお菓子を手作りする男子大学生もいます。女子顔負けのお菓子(マカロンやケーキなど)を作り日々お世話になっている家族や友達に渡したという話を聞きましたが、お菓子作り男子は3~4年前から年々増えているなと感じます。

高校では手作りしたお菓子を食品保存容器に詰め、学校で配る女子化男子が目立ったホワイトデーだったようです。男子高校生がインスタストーリーに「4時間くらいかかった がんばった」とあげたり、中には、今流行のタピオカを手作りし、食品保存容器に詰めてカップ・ドリンク・おたまを自宅から持参し、即席のタピオカカフェを教室で開いた男の子もいたりしてインスタストーリーをにぎわしていました。

男子も高校時代からお菓子作りに励む時代。来年以降も手作りお菓子男子増は確実。14日に縛られず、バレンタイン&ホワイトデーを「シーズン」として楽しむ文化が定着していきそうです。

中村泰子(なかむら・やすこ)
 ブームプランニング社長。山口県出身。1986年に企画集団「スキャットクラブ・オブ・ジャパン」を発足、女子高生ビジネスを立ち上げる。88年、株式会社ブームプランニングを設立し、女子高生を中心としたマーケティングやセールスプロモーションを展開。現在、未就学児から小・中・高生、大学生、OL、主婦、シニア層まで全国1万人以上ネットワークを広げ、様々な業種で企業の商品開発にかかわる。活動に関係した女子高生は10万人。著書に『「ウチら」と「オソロ」の世代 東京・女子高生の素顔と行動』など。

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