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ホンネの就活ツッコミ論

就職活動、出遅れても焦らない 企業は意外にやさしい ホンネの就活ツッコミ論(97)

石渡嶺司 大学ジャーナリスト

2019/3/8

写真はイメージ=PIXTA

就活に関し企業や就活生の最新情報をお届けする「ホンネの就活ツッコミ論」。今回のテーマは「就活出遅れ2019」です。いよいよ2020年卒就活の広報解禁を迎え、就活は一気に本格化。学生の動きも1、2月に比べてさらに激しくなってきています。今年の特徴は2月上旬以前と2月中旬以降で動く学生の数が極端に違う点です。例年、2月上旬・中旬が境目となりますが今年は例年以上に差が出ました。そんな中、就活に出遅れた、と考える学生は早めに動いた学生に比べて負けた、と感じてしまいます。あれもこれもしなければならない、と焦る学生も多くいます。では、就活に出遅れた、と感じた学生は何をすればいいでしょうか?

■2月中旬以降で就活開始学生が激増

20年卒の傾向としては2月上旬以前と中旬以降とでは就活生の動きが明らかに違う点です。具体的に言うと、2月上旬以前は就活で動く学生はそれほど多くありませんでした。それが中旬以降に激増します。

私がアドバイザーとして出入りしている就活カフェのキャリぷらplus北海道でも2月上旬以前にセミナーを開催しても多くて5人程度。それが中旬以降は定員15人のところ満席ないし20人超えも珍しくなくなりました。

これは札幌だけでなく、他の地域も同じです。学生に話を聞くと、「2月上旬までは試験があったので動けなかった」とのこと。例年であれば、試験期間前でもセミナーなり合同説明会なりに行こうとする学生が多かったところ。それが今年は「試験期間は試験に集中する、終わってから就活に集中する」ときっちり分けたがる学生が増えています。

■「出遅れた!どうしよう?」

就活を2月中旬以降に始めた学生は当然ながら1月以前に就活を始めている学生に比べて行動量が劣ります。それもあって、就活を始めるとこんな声が。
「自己分析ができていない」
「グループディスカッション(GD)できちんと話をできなかった」
「グループ面接で他の学生に比べて自分の話が薄すぎて嫌になった」
「志望業界がまだ決まっていない」
「適性検査対策が遅れている」
「日本経済新聞を読み始めたけれど全部読むのに毎日2時間かかる」
などなど、嘆く声をよく聞きます。
そして就活に出遅れた学生はみなこういいます。
「就活に出遅れました。他の学生に負けています。何から始めればいいですか?」

■勝った負けたを気にしない

出遅れた、と感じる学生によく話すのは5点。まず勝った・負けたを極端に気にしないことです。いや、そういわれても気にするんだ、そう嘆く読者の就活生もいるでしょう。うん、まあ、いいですよ、負けたと落ち込んでも。それで、内定を得られるならば、ですが。

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