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オシゴト図鑑

経営者であり社員 複業起業家は「レアキャラ」目指す 若宮和男さん

2019/3/13

会社経営者、タレント社員、ファシリテーターなど様々な顔を持つ若宮和男さん

ある時は会社経営者、またある時は会社員やファシリテーター……。その正体は、複業や新しい働き方を実践・提案している複業起業家の若宮和男さんだ。「会社の箱に収まりきれない部分を切り捨ててしまうのではなく、別の箱を使って世の中に役立てられるのが複業のすばらしさ」と話す若宮さんのオシゴトに迫る。

どのような仕事に携わっているか教えてください

uni’que(ユニック)の経営者、ランサーズのタレント社員、コアバリューファシリテーターなど、さまざまな仕事に取り組んでいます。

それぞれの仕事を簡単に説明しますと、まずわたしが経営しているユニックという会社は、スマートフォンアプリからオリジナルのネイルシールをオーダーできるサービス『YourNail』(ユアネイル)を提供しています。社員はわたしと、もうひとりのエンジニア以外すべて女性で、しかも全員がそれぞれ別の仕事を持っているという少し珍しい会社です。

もうひとつのタレント社員というのは、クラウドソーシングサービスのランサーズが働き方の多様化を進めるために作った「タレント社員制度」に基づいた立場で、わたしは「複業社員」として会社に所属しています。ランサーズでの役割は、サッカーでいうと守備だけでなく攻撃にも参加するリベロのような柔軟なポジションで、会社が将来に向けて取り組むべき組織上の課題やビジネス上の課題をみつけては経営陣に提案し、一緒に解決していくという役割を担っています。

最後のコアバリューファシリテーターというのは、いま申し上げたふたつの仕事とは別に、これまで培った新規事業開発や起業経験を活かし、企業や個人の固有の価値(コアバリュー)を見つけ、ビジネスやキャリアに生かすワークショップを開いたり、新規事業の相談に乗ったりする活動です。

このほかにも執筆や登壇、個人的なキャリア相談などもしていますし、仕事の忙しさは定常ではないので、1日の過ごし方は日によってさまざまです。ざっくりとしたイメージでいうとユニックが7割、ランサーズが2割、残りの仕事が1割ぐらいの比率が多いでしょうか。でも現実にはそれぞれの仕事の境目があいまいなことが多いので、厳密に分けるのは難しいですね。

■若宮さんのキャリアヒストリー
22歳(1998年)
大学の建築学科を卒業後、都内の建築設計事務所に就職。駅や病院、水族館など、主に公共建築物の設計に携わる。在職中に1級建築士資格を取得
26歳(2002年)
設計事務所を退職し大学に学士編入。美学芸術学の研究に取り組む。その後大学院に進学し研究者になるも博士課程には進まず卒業。就職の道を選ぶ
30歳(2006年)
新卒でNTTドコモに入社。8年間の在籍期間中はヘルスケア事業の立ち上げなど、一貫して新規事業畑を歩む
38歳(2014年)
DeNAに転職し3年間在籍。この間、新規事業開発や社内インキュベーションプログラムの立ち上げなどに従事する
41歳(2017年)
前職を退職後、ネイルシールのオーダーアプリを開発するuni’que(ユニック)を創業。6月にランサーズのタレント社員となる

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