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"就活やっていますアピール"で危機感を覚えることも

就活解禁直前! 座談会(上)

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NIKKEI STYLE

2020年春入社の学生の就職活動が、3月から本格的に始まります。昨年10月に経団連が就活ルールの廃止を発表したこともあり、採用選考の早期化、インターンシップを通じた実質的な選考の広がりの可能性などが言われています。これから本番の選考に臨む大学3年生、修士1年生4人に、就活への取り組み状況などについて座談会形式で語ってもらいました。2回に分けて紹介します。

【参加学生】
Aさん(男性、私大文系、志望業界:銀行、損保、広告、調査・PRなど)
Bさん(男性、公立大学院理系、志望業界:造園、鉄道、物流など)
Cさん(女性、私大文系、志望業界:保険、教育など)
Dさん(女性、私大文系、志望業界:エンターテインメント、テレビ、旅行、銀行など)

インターンで関心の低かった業種にも興味

――現在の就活の状況を教えてください

Aさん 3年の夏のインターンシップから就活をスタートさせました。これまで5days3社と2days2社、1day2社の計7社のインターンに参加しました。秋は大学生活が忙しかったので就活を休んだのですが、先輩から「1月頃までに内定をもらっておくと気持ちが楽になる」とアドバイスを受け、12月から就活を再開しコンサルティング会社から1月下旬に内定を得ました。

――すでに内定獲得済みですか。周囲の学生も内定を獲得していますか?

Aさん まだ一部ですが、外資系企業などから内定をもらって就活を終えた学生はいます。

――Aさんはコンサル以外も志望しているのですか?

Aさん 銀行のインターンに行ったことで、それまで関心が低かった金融にも興味を持つようになりました。銀行や損保のほか、大学でマーケティングを学んでいるので広告代理店や調査会社なども視野に入れています。

Bさん 6月まで教育実習に行っていたので7月から開始しました。これまでに1day15社、2days2社に行きました。長期インターンに参加しなかったのは、授業が忙しかったことや選考を通らなかったことなどが理由です。将来は公共財に携わりたいという思いがあり、造園や鉄道、物流などを志望しています。

Dさん 就活を意識し始めたのは3年の7月頃ですが、メガバンクのインターン選考に全て落ちてしまい、就活への気持ちが萎えてしまいました。夏はサークルの合宿で忙しかったこともあり、就活をしませんでした。秋に気持ちを立て直して、志望していた民放キー局を受けました。しかし、何も準備せずとりあえず受けてみたというのが正直なところで、エントリーシート(ES)は通るものの面接やグループディスカッション(GD)は全然歯が立ちませんでした。志望業界はエンターテインメントやテレビ局、旅行、メガバンクなどです。

Cさん 2年の夏に地方の市役所のインターンに行きました。就活を意識してというよりは、その仕事に興味があったからです。本格的に就活を開始したのは3年の7月。これまでに20社ほどのインターンに参加して、半数以上は1dayです。いろいろな業界を見てみたい、自分が興味を持っていない業界・企業の中にも自分に合うところがあれば見つけたいという気持ちがあります。短時間で様々な業界・企業を見ることができる1dayは自分に合っていると思います。今は保険や教育などに興味があります。また今日、初めて本番の選考の1次面接を受けてきました。

――今日が面接だったんですね。手ごたえはどうでしたか?

Cさん サービス業のGDでしたが、まあまあの手ごたえで、おそらく通過できると思います!

――今年の就活は「早期化」と言われていますが、そのように感じることはありますか?

Cさん 学内でも内定を獲得している学生をちらほら見るので、焦る気持ちはあります。選考のグループワーク(GW)やGDに参加すると、グループに1人は内定を持っている学生がいるという印象です。

Dさん 「○○社のインターンに参加してきた!」と自慢げに話すなど"就活やっていますアピール"がすごい学生を目の当たりにすると、自分の就活は遅れているかもしれないと危機感を覚えることはあります。でも、「他人は他人、自分は自分」と思うようにしています。

学生の動きは二極化

Aさん 学生の動きを見ると二極化していて、3年の夏からずっと就活を続けている学生もいれば、就活に意識が全く向いていなくて、1月に入ってからやっと動き出したという学生もいます。

――動きが遅い学生は、就活を楽観視しているのでしょうか?

Aさん 決して楽観視しているわけではないでしょうが、まだ働きたくない、就活に本気になれないといった気持ちがあるのだと思います。何から始めたらいいのか、どんな対策をしたらいいのか分からないことも一因かもしれません。またこれは早期化とは違うのかもしれませんが、優秀な学生は就活の期間が短く、2カ月程度で終えた人もいます。

――インターンに参加すると「早期選考」など"優遇"があると聞きます。実際に優遇されたことはありますか?

Cさん 夏に5daysのインターンに参加した生保は、後日「Cさんは優秀だったので特別セミナーにご招待します」と電話がかかってきました。それ以降2カ月に1回程度、これまで3回ぐらいセミナーに参加して、2月下旬に面接予定です。優遇は5days以上のインターンでは結構ありますね。

Dさん インターンに参加するための事前説明会で、「インターンは本選考の一部。インターン参加者にしか内定は出さない」と言われました。しかも、インターンに参加するには事前説明会に参加しなくてはならず、その説明会の申し込みの段階で学歴フィルターがかかっていると感じました。自分が初めて申し込み画面にアクセスしたときは「満席」でしたが、数時間後に人事担当者から連絡があり、再度画面を見たら「空席」に変わっていました。説明会でも質問や受け答えの内容が、頭が良さそうな学生ばかりでした(笑)。

◇    ◇    ◇

以上がこれまでのインターンシップ参加など就活への取り組み状況です。次回は選考対策や自己分析、不安なこと、3月1日に向けた準備などについて聞いていきます。

(日経HR・町田真寿)

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