「横綱までいく」と誘われ、中2で二所ノ関部屋へ元プロレスラー 天龍源一郎氏(2)

夏休みが終わり、福井駅に着いたら、おやじが「相撲やろうと思ってるのかもしれないけど、長男がそんなわけにいかない」と言うわけです。「ええ!」と思ったものの、すぐに普通の生活に戻り、そのまま高校に行くと思っていました。

ところが12月に入ってまた、部屋の人がやって来ました。「将来は三役になれる。大関、横綱までいきますよ」と言うわけです。当時、相撲史で横綱は50人しかいないのに。私は故郷に錦を飾れると思いました。

おやじは中学までは卒業させたいと反対で、お袋がやらせてみればと言ったようです。

誰にも話していませんが、中学2年で行こうと思った決め手は、ガキの考えです。3学期が始まるときに「嶋田源一郎がいない!」となれば同級生がびっくりするだろうなと。まあ、くだらない理由です。

[日経産業新聞2018年3月14日付]

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天龍源一郎氏の「仕事人秘録セレクション」は水曜掲載です。次回は2018年12月26日の予定です。

天龍源一郎
てんりゅう・げんいちろう 本名・嶋田源一郎。1963年、福井県の勝山市立北部中学2年のときに二所ノ関部屋入門。76年廃業し、全日本プロレス入団。90年SWS移籍、92年WAR設立、98年からフリー。2010年天龍プロジェクト設立、15年現役引退。

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