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バッグづくりの原点は現場調査 帽子からバッグへ転職 エース MD本部 デザインセンター マネージャー 金子朗子さん

2018/11/28

エースでバッグデザインを担当する金子朗子さんは帽子業界から転職した。

訪日外国人が増えて、街でスーツケースを見ることも増えた。50年以上前からスーツケースの国内生産を続けるエースは、数多くのブランドを扱う国内有数のバッグメーカー。そのデザイン部門を率いる金子さんに、現場主義を貫く、エース流ものづくりを聞いた。

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エースは1940年創業のバッグメーカーです。スーツケースやトラベルバッグから、ビジネスバッグ、日常使いのおしゃれバッグまで、多数のブランドを扱っています。北海道に自社工場を構え国産のスーツケースづくりにこだわる一方、イタリア、香港、シンガポールなどに拠点を持ち、グローバルに事業を展開。ゼロハリバートンなどのインターナショナルブランド、アディダスなどのライセンスブランドも手がけています。

近年は社内の女性社員チームが開発した女性のためのスーツケース「ハント」や、50歳代以上の女性の日々の外出を支えるトロリーバッグ「ソエルテ」など、日本の市場に合わせてターゲットを絞った自社ブランドもデビューしました。

■シーズンごとに色の指標を定める

デザインセンターには約20人のデザイナーが在籍し、エースの全ブランドの商品デザインを行っています。ファッション業界と同じくバッグ業界も春夏と秋冬という2つのシーズンがあり、年に2回の展示会に合わせて新商品を企画開発します。現在は2019年の秋冬シーズンの商品開発が進行中です。

私はデザイナーの1人として商品づくりを担当するとともに、エース全体のシーズンごとの色使いの指標も定めています。世界にはその年の流行色を決めたり発表したりする情報機関が複数あります。それらの情報をもとに時代の流れやトレンドを押さえ、バッグの世界に落としこんだときにどのような色使いが最適かを社内で共有するためです。各ブランドによりアウトプットは異なりますが、この指標があることでシーズンのデザイントーンが整います。年に2回行う大切な業務の1つです。

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