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行楽のお供のサンドイッチ

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パン自体の味わい楽しく

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NIKKEI STYLE

秋の行楽シーズンを迎え、サンドイッチをもってピクニックやハイキングに出かける機会もあるだろう。様々なベーカリーが工夫を凝らしたサンドイッチを作っているが、どんなサンドイッチがおいしいのか。サンドイッチに詳しい専門家に試食した上で、評価してもらったところ、1位はフランスパンにハムを挟んだだけのシンプルなものが選ばれた。

736ポイント
カスクルートハム ビゴの店
 フランス人のパン職人、フィリップ・ビゴ氏の店。発酵時間を十分にとった昔ながらの製法で作るフランスパンは、気泡がしっかりと入り、パリパリとした皮の食感と香ばしい小麦本来の風味が味わえる。カスクルートは切れ目を入れたパンにバターを塗り、ハムを挟んだだけ。シンプルだが、1972年のオープン時以来の看板商品として人気が高い。
 「パンは小麦の味がしっかり感じられ、もちもちしておいしい」(坂田阿希子さん)、「一口目で上等な味がする。ハムとパンだけで勝負ができる逸品」(杉渕水津さん)
(1)315円(2)本店(兵庫県芦屋市)、プランタン銀座店(東京都中央区)(3)0797・22・5137(本店)
673ポイント
ペッパーポークとタマゴのミルフィーユ風サンド ペック
 イタリア・ミラノで1883年に創業した高級食料品店。薄切りの食パン3枚に、ペッパーポークとオニオン、トマトとグリーンリーフを挟んだものと、エッグサラダのサンドイッチ。パンと具で5層になるが、薄く重ねてあるので食べやすい。
 「パンを3枚使っているので、具材が崩れにくく、食べやすい。細部に神経が行き届いている」(君島佐和子さん)、「粗びきコショウの風味がいい」(永山忠義さん)、「ややむちっとしたパンの食感で、具がおいしい。マスタードやペッパーがきいて大人向きの味」(瀬戸理恵子さん)
(1)368円(2)高島屋東京店(東京都中央区)、高島屋大阪店(大阪市)(3)03・3211・4111(高島屋東京店代表)
559ポイント
クロワッサン・ジャンボン・クリュ PAUL
 フランス北部、リールで1889年に創業した老舗ベーカリー。フランスから直輸入した原料を使い、本国と同じ製法で作る。クロワッサンはフランスから冷凍空輸した生地を使用し、国内で焼き上げる。サクサクした食感と香り高いバターの風味が特長。クロワッサン・ジャンボン・クリュは生地の上にチーズを載せて焼いたクロワッサンに生ハムとトマト、レタスを挟んだもの。
 「リッチな味わい。パンの上にのったチーズの食感と味がきいている」(浜田美里さん)、「生ハムの塩分とトマトのみずみずしさが合い、あっさりとした大人の味」(松浦亜季さん)
(1)462円(2)神楽坂店(東京都新宿区)、大阪本町店(大阪市)(3)052・419・6464(レアールパスコベーカリーズ)
527ポイント
ツナとあらびきタマゴのよくばりサンド モンタボー
 具として人気のあるツナとタマゴを一度に楽しめる。全粒粉のパンに、刻んだオニオンを加えた自家製のツナサラダと粗く刻んだタマゴ、トマトを挟んだ。
 「野菜たっぷりで、大きく刻んだタマゴとのバランスがいい」(坂田さん)、「具だくさんで、満足感が大きい。パンもきめ細やかでしっとりしている」(瀬戸さん)
(1)357円(2)麻布十番本店(東京都港区)、京都山科店(京都市)(3)052・229・1141(スイートスタイル)
518ポイント
鶏のプロヴァンス風 ル・プチメック
 オリーブオイルの入ったイタリアのパン、チャバタに、鶏もも肉、グリーンオリーブ、ドライトマトを挟んだ。黒オリーブ、アンチョビー、ニンニクなどで作ったペーストが塗ってある。鶏肉はうまみが豊か。
 「細かいオリーブとチキンの相性がよく、パンもおいしい」(石黒美穂子さん)、「ワインに合いそう」(松浦さん)
(1)367円(2)今出川店(京都市)、新宿マルイ本館(東京都新宿区)(3)03・5269・4831(新宿店)
516ポイント
カスクート(パストラミビーフ) ルビアン
 フランス西部、ブルターニュ地方に3代続くパン職人の店。カスクートはフランスパンに香辛料のきいたパストラミビーフとレタスを挟んだ。
 「かみしめるとパストラミのうまみがぐいぐい出てくる」(吉田直人さん)、「適度な弾力とやわらかさが食べやすい。具材がシンプルな分、バターの味わいがしっかり感じられる」(君島さん)
(1)420円(2)阪神百貨店(大阪市)、池袋西武店(東京都豊島区)(3)06・6348・8515(阪神百貨店)
495ポイント
ミニ・サンドウィッチ・アソルティ フォション
 125年の歴史をもつパリの老舗食料品店。野菜入りエッグサラダ、サーモンとチーズ、ハム、ビネガー入りツナサラダの4種の具を挟み、食べやすい一口サイズにカット。
 「具の分量、パンの厚みなどが計算しつくされていて、これぞサンドイッチという感じ」(杉渕さん)、「パーティーやおつまみによさそう」(浜田さん)
(1)473円(2)高島屋東京店(東京都中央区)、高島屋大阪店(大阪市)(3)03・3211・4111(高島屋東京店代表)
427ポイント
イタリアンハーブチキン ヴィ・ド・フランス
 中東の平たいパン、ピタパンは中が空洞になっており、その中に具を詰めて食べる。具材はレタス、桜島鶏、インゲンマメ、赤タマネギ、パプリカをバジルドレッシングであえたもの。
 「レタスが多く、サラダ感覚で食べられる」(石黒さん)、「ハーブドレッシングがさっぱりして、ちょうど良い加減」(君島さん)
(1)273円(2)全国に約210店舗(3)03・3864・3137
385ポイント
ツナ&ハムエッグのサンドイッチ 神戸屋キッチン
 麦芽で色をつけた黒パンと白パンの2色の食パンでツナやタマゴ、ハムを挟んだ。時間がたってもしっとりするよう、特別な配合で作ったサンドイッチ用の食パンを使っている。
 「パンはしっとりしていて、具材の量、味ともに良い」(牛尾則明さん)、「ハムの食べ応えがいい」(永山さん)
(1)567円(2)恵比寿店(東京都渋谷区)、新大阪駅店(大阪市)(3)046・238・8730(神戸屋レストラン)
10
372ポイント
6種のバラエティサンド スワンベーカリー
 ヤマト福祉財団などが設立した障害者雇用に積極的なカフェベーカリー店。「アンデルセン」を運営するタカキベーカリーが技術協力する。白い食パンと胚芽パンの2種類を使い、具はタマゴ、ツナ、ハム、ポテト、野菜、チーズのサンドイッチ。
 「具とパンの一体感があり、食べ応えも十分」(吉田さん)
(1)420円(2)銀座店(東京都中央区)、大東店(大阪府大東市)(3)03・3543・1067

ビゴの店は兵庫県芦屋市に本店を構え、フランスパンが人気の店。10人の選者のうち6人が1位にあげたが、パンのおいしさをそのまま楽しめる点が高く評価された。

このほか、3位のクロワッサン、5位のチャバタ(オリーブオイルの入ったイタリアのパン)、8位のピタパン(中東の薄焼きパン)など、食パン以外のパンで作ったサンドイッチが多く上位に並んだ。肉や野菜などを使った多彩な具だけでなく、パンそのものも種類が増え、味の特徴を出しやすいことが高い評価につながったようだ。

一方、食パンにハムやタマゴ、ツナなどを挟んだ、一般的なミックスサンドは、似たような味になってしまいがちで、必ずしも高い評価につながらなかった。「食パンのサンドイッチは切断面が広く露出されてしまうため、調理後の劣化のスピードが速く、テークアウトには不向きな面もある」(君島佐和子さん)という意見もあった。

とはいえ、食パンをベースにしたサンドイッチは子どもの頃からなじんだ味。今回の調査対象となった21のベーカリーチェーンのうち、14チェーンで一番の売れ筋は食パンのサンドイッチだった。

なお、今回取り上げた店はいずれも複数店舗を展開しており、東京や関西地方などで購入できる。ただし、基本的なレシピは同じだが、店によっては取り扱っていない商品もあるので、問い合わせた方がよいかもしれない。

手作りなら パンと具、別に持参

自分でサンドイッチを作る時、一工夫すると味に変化がつく。松浦亜季さんは「下側のパンは具材の水分が染み込まないよう、マスタードを混ぜたバターを塗り、上側は粒マスタードをそのまま塗るとパンチのきいた味になる」という。

出来たてが一番おいしいので、食べる直前に作るのがよい。ピクニックなどの場合は、バターやマヨネーズを塗ったパンと具材を別々に持参して、現地で挟むようにするといいだろう。

デザート感覚でも楽しめる。牛尾則明さんの一押しは、上下2枚に切ったフランスパンにバニラアイスクリームをたっぷり塗る食べ方。ちょっと軟らかくなったアイスクリームでパンの口溶けもよくなる。


 表の見方 数字は選者の評価を点数化。(1)価格(2)主な店舗(3)問い合わせ先
 調査の方法 各チェーン店の売れ筋サンドイッチを専門家が試食し、順位付けした。都内および、関西(大阪、京都、神戸エリア)に店舗のある主なベーカリーが対象。選者は次の通り(敬称略、五十音順)
 ▽石黒美穂子(写真家)▽牛尾則明(VIRONエグゼクティブシェフ)▽君島佐和子(「料理通信」編集長)▽坂田阿希子(料理研究家)▽杉渕水津(プレジデント社「dancyu」編集者)▽瀬戸理恵子(フードライター)▽永山忠義(誠文堂新光社「サンドイッチバリエーションブック」編集者)▽浜田美里(料理研究家)▽松浦亜季(麹町カフェエグゼクティブシェフ)▽吉田直人(柴田書店「アイデア・サンドイッチ」担当編集者)

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