訪日客、五輪後も呼ぶには? 地方の魅力発信がカギ

外国人観光客は日本の食べ物に興味が強い(東京都新宿区の「思い出横丁」)
外国人観光客は日本の食べ物に興味が強い(東京都新宿区の「思い出横丁」)

東京五輪まであと2年。外国人観光客が増えているように感じるわ。地方にも呼び込むにはどうすればいいのかな? 五輪後も継続して来てもらうために、どんな課題があるの?

外国人観光客について、杉本優子さん(60)と坂東橋なおさん(46)が大岩佐和子編集委員に話を聞いた。

――東京五輪に向けて訪日客は増えそうですか?

2017年は、過去最多の2869万人が日本を訪れました。14年と比べると、3年間で2倍以上に増えています。18年もすでに1500万人を突破し、過去最高の勢いで増加中です。20年に4000万人に増やす政府の目標に着実に近づいています。

どこから来たか調べると、中国や韓国、台湾、香港、東南アジアからが合わせて84%。タイやマレーシア、フィリピンなどアジアの新興国が豊かになって中間層が増え、海外旅行先に日本を選んでいるようです。

――何をしに日本に来ているのですか?

最大の目的は、食べることです。観光庁の17年の調査では、訪日客が日本滞在中にしたことで最も多かったのが「日本食を食べる」でした。すしや天ぷらはもちろん、焼鳥店や居酒屋も人気です。食文化は観光資源なのです。

次いで多いのがショッピング。爆買いは一服したと言われますが、外国人客の1人あたり旅行消費額は15万円あまりと、今なお高水準です。17年の旅行消費額の約4割を中国人観光客が占めました。化粧品やお菓子が人気です。

ブックコーナー ビジネス書などの書評はこちら
出世ナビ記事アーカイブ一覧