三陽商会「5LAKE&MT」、街になじむアウトドア服を提案1号店「河口湖店」開設、富士山麓でイベントも

日経MJ

2018/8/7

三陽商会の岩田功社長は「街で着るだけというアパレル需要は縮小している。アウトドアでも街でも着られるファッション性の高い服や雑貨を、ライフスタイルも合わせて提案する」と、他のブランドとは異なる戦略を強調する。

■アウトドア好きの外国人も来店

ブランド名を富士山と富士五湖を想起させるものとし、河口湖近くに設けたのは、アウトドアの体験をセットにして売り込むためだ。木村氏は河口湖に拠点を置き、キャンプ教室の指導や講演などを手掛けてきたアウトドア界の第一人者だ。商品販売だけでなく、富士山道の整備活動や健康促進活動などのイベントも仕掛けていく。

三陽商会は自社ブランドの再構築を進めている。これまでは百貨店向けで顧客層も高かったが、「これまでにない客層を取り込むためには、ファッションビルなど百貨店以外の進出も必要」(岩田社長)とみる。4月27日には、インターネット通販支援のルビー・グループを買収するなど、通販サイト経由の販売アップにも本格的に取り組む。そのためにも、5LAKES&MTも重要なコンテンツとして期待されている。

初年度の店頭販売額は2千万円を目指すが、今後はECも含めて販路を広げる。アウトドア好きの外国人なども店舗を多く訪れているといい、出足は堅調だ。河口湖以外にも、こうしたアウトドアの聖地との連携先を広げられるかも課題となる。

(花井悠希)

[日経MJ 2018年5月2日付を再構成]

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