ベルギー「KOMONO」 シンプルデザインで若者つかむ

日経MJ

鏡の傾き具合により、木やショーケースにあたる光の量が変わり、色が異なって見える。旗艦店を通じて、芸術を重んじるベルギー発ブランドの世界観を発信する。

■サングラスの品ぞろえも充実

旗艦店の出店をきっかけに、今後はサングラスを前面に押し出す。日本では時計ブランドのイメージが強いが、海外ではサングラスの売り上げが全体の6割以上を占める。国内では4割程度で伸びしろがあるとみる。

旗艦店にはサングラス約100種類をそろえた。時計の50~60種類に対し、サングラスの品ぞろえを充実した。薄いピンクや青といったカラフルなレンズが特徴で、八角形など奇抜な形のサングラスも目立つ。

サングラスは現在、欧州など海外の人に合わせて設計されている。日本人の方が欧州の人より鼻が低いなど、骨格の違いでサイズが合わないことも珍しくない。

そこで、日本人をはじめアジアの人に合うサイズを開発するよう本国に要請した。19年にも専用商品がお目見えする。デザインは変えずに、耳にかける部分を短くするなどで対応する予定だ。日本の文化に着想を得たブランドが日本市場でさらに存在感を高めるべく、いっそうブランドを磨く考えだ。

(高橋彩)

KOMONO ▼ブランドコンセプトは「レトロフューチャー」。時代を経ても変わらない定番デザインの中に、時代性を感じる素材を取り入れて個性を出す。創業者は日本好きだという。交流サイトでモデルやネット上で影響力のあるインフルエンサーらの投稿が話題を呼び、人気が口コミで広がりつつある。

[日経MJ 2018年5月11日付を再構成]

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