ゴールドウイン ライフスタイル スキーっぽさ味付け若者・海外向けの主軸に

日経MJ

スキーの滑走跡を連想するような曲線デザインをポケットなどに取り入れた(モッズコート)

ブランドロゴも18年から刷新。「スキーを起点に魅力的な世界観を伝える」として躍動感やエネルギーを表現するという絵柄を追加した。

現在、商品を扱うのはブランド「ザ・ノース・フェイス」直営店などのコーナー展開で15店。大手セレクトショップや百貨店でも期間限定店を出す。単独の常設店はまだないが「いずれは出したい」(新井氏)。商品を見た客からは「着心地やシルエットがよい」との反響があるといい、認知度を高めていく考えだ。

■海外にも発信

会社の悲願でもある海外への発信力も同ブランドを通じて高めていく方針。今年1月には米ニューヨークにあるセレクトショップで期間限定店を開いてアピールした。

ゴールドウインが展開するブランドは、国内の販売権を海外企業から買い取ったブランドがほとんどだ。そのためゴールドウインの海外売上高は数%程度と極端に低い。

同社は21年3月期に全体の10%にあたる80億円に引き上げる目標を掲げており、「『ゴールドウイン』が、実質的に主力を担っていく」(新井氏)という。「ライフスタイル」は若い世代を取り込むトリガーになるとにらむ。

(沖永翔也)

ゴールドウイン ライフスタイル ▼ゴールドウインブランドの中で、日常使いできる衣料品のラインとして2016年に立ち上げた。スキーウエアなど冬物に偏りがちな同社の販売を平準化するため、通年販売できるアイテムをそろえる。価格はモッズコートが4万9680円、Tシャツで7020~9540円など。

[日経MJ 2018年4月20日付を再構成]

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