ゴールドウイン ライフスタイル スキーっぽさ味付け若者・海外向けの主軸に

日経MJ

スポーツ用品のゴールドウインが日常使いできる衣料品ブランドとして立ち上げた「ゴールドウイン ライフスタイル」が人気だ。「ザ・ノース・フェイス」など外部ブランドが主力の同社で初の社名を冠したブランドで、スポーツを起点としたデザインがファッション感度の高い30~40代から支持を集めている。海外事業を拡大するけん引役として期待をかける。

今年1月、海外初となる店舗を米ニューヨークに開いた

「ゴールドウイン」ブランドは1970年代頃から手掛ける高機能なスキー衣料が原点で、現在も冬のスキー衣料が中心。だがゴールドウイン事業部の新井元部長は「今後の数十年を見越し、顧客との接点を増やしたい」として、春夏にも販売ができる「ライフスタイル」のラインを2016年秋から売り出した。

だが課題があった。ゴールドウインは防寒性など機能の技術を持つものの、ファッショントレンドは得意でない。頼ったのは男性向けアパレルの「マーカ」などのブランドを手掛ける気鋭のデザイナー、石川俊介氏だ。デザインなどを共同で開発した。

■スキーとファッションを融合

シンプルな商品デザインとしながらも、ゴールドウインブランドが伝えたいスキーや山の要素を取り入れた。例えばスキーの滑った跡を連想するような曲線デザインをポケットフラップや袖口のボタンにさっと埋め込んだ。「スキーとファッションとの融合で新しいファンが増やせる」(新井氏)という。18年春夏向け衣料の品番は前年比50%増の33種に増やすなど商品を充実させた。

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