スーパーで総菜総選挙 おもしろ販促、ファンつくるサミットの竹野浩樹社長

――では小型店を出していくのですか。

「その方向です。今は既存店を強化していますが、18年度から出店ペースを上げます」

――サミットは売却されるとの観測も出ました。今後の戦略は。

「住商も今はコア事業と位置づけています。JCOM、ショップチャンネル、トモズ、ティーガイアなどとともに。(上場は)コストがかかるし、キャッシュには困らないので考えていません」

――業界再編についての考えは。

「やりたいですね。サミットモデルが機能することが分かってきたので。M&A(合併・買収)で一気に拡大するのも戦略として考えています。必ずスーパーの合従連衡は起きるので、しっかりと根を張っていきたい」

(聞き手は中村直文)

竹野浩樹
1989年(平成元年)慶応大法卒、住友商事入社。15年サミット取締役常務執行役員、16年から現職。なでしこリーグ2部所属の女子サッカーチーム、スフィーダ世田谷FCを熱く応援している。東京都出身。52歳。
好採算の総菜が奏功
サミットの2017年3月期は連結売上高は前の期比4%増の2669億円、営業利益は同2%増の68億円だった。いずれも過去最高を更新した。好採算の総菜を強化した効果が出た格好だ。18年3月期は売上高が前期比3%増の2753億円、営業利益は2・8%増の70億円を見込む。
最近は総菜を充実させるなどしているコンビニエンスストアとの競争が激しい。近年、投資はほとんど既存店の改装に振り向けていた。今後は人口が増えていながらも、競合するスーパーが少ない東京都心部を中心に出店を進めていく。(松田崇)

[日経MJ2017年11月20日付]

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