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これらの熟語の共通点は何?

 よかったら、考えてみてください。衣食住、心技体、人物金、朝昼晩、陸海空、親子孫、和洋中、守破離、松竹梅、天地人、正反合、走攻守、知情意、金銀銅、序破急、自互公、空雨傘……。これらは一体何でしょうか。
 すべて3文字熟語であることは誰でも分かります。でも、営業部、労働力、女子会といった3文字熟語は一つも入っていません。他の共通点はありませんか。

答えはズバリ、相反する3つの要素で1つの熟語を形づくっていることです。ロジックツリー(第6回)で述べた、モレなくダブリなく(MECE: Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)、切り口を組み合わせた和製フレームワークです。

そんな中で、報連相(第7回)と並び、働き方改革に役立つものを1つ紹介しましょう。やましたひでこさんが提唱する「断捨離」です。インドのヨガの考え方が元になっていますが、今や世界に誇る日本発のフレームワークといえるでしょう。

断捨離とは「モノの片づけを通して自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適にする行動技術」(やましたひでこ公式サイト、以下同)として考え出されたものです。モノを起点にして、主体的に生きるための行動変容を促すのが狙いです。

スッキリ片づければ仕事もはかどる

断とは「入ってくる要らないモノを断つこと」です。捨は「今ある要らないモノを捨てる」こと。その結果、「モノへの執着から離れる」のが離になります。

むやみやたらにモノを購入したり、「手元にあると便利」と書類を持ち込みだすと、あっという間にムダなものだらけになります。購入や保管の基準を決めて、入ってくるものを断ちましょう。

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