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中内イズム継承、気軽な「パブ文化」広めたい ハブの太田剛社長

2018/6/9

――どのように文化を創造していきますか。

「例えばJリーグを応援する地域があれば、サッカーを応援する店があるらしいぞとか、そんな場を提供していくことです。社会のシニア化と訪日外国人の増加は追い風です。ラグビーのワールドカップ、東京五輪など訪日外国人が昼間からビールを飲むスタイルを持ち込んでくれます」

――文化が広がれば、用途も変わります。

「仲間同士で行って、ナンパみたいなのもあるでしょう。それこそ中内さんは『健全ないかがわしさ』なんてことを言われていましたが」

――ハブ以外に82という業態もあります。

「82(8月2日)は中内さんの誕生日なんですよ。誰にも言いませんでしたが。中内さんが亡くなった1週間後にオープンした店なんです」

(聞き手は中村直文)

太田剛
1983年(昭58年)大阪経済大経営卒、旧ハブ入社。りきしゃまんのハブ営業部長を経て、98年現ハブ入社、取締役。03年常務、07年専務、09年5月から現職。趣味はジョギング。兵庫県出身。56歳。
常連多く18期連続増収
ハブの2017年2月期の売上高は前の期比7%増の102億円で過去最高を更新。増収は18期連続だ。酒類が1杯390円前後とちょい飲み需要を喚起し、「サードプレイス」として常連客の利用も多い。既存店売上高は7期連続プラスとなり、営業利益は4%増の7億6千万円だった。
18年2月期の売上高は前期比9%増の111億円、営業利益は微増の7億7000万円を見込む。都内を中心に着実な出店を続けており、17年4月には100店舗を達成。今後は仙台や名古屋にも出店していき、さらなる成長を図る。(小田浩靖)

[日経MJ2017年11月6日付]

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