2018/5/15

フレームワークで働き方改革!

合理的に決定するために大切なのは、異なる選択肢、すなわち対案を用意しておくことです。

異なる意見を持ったもの同士が主張を戦わせるからこそ、議論の質がアップします。選択肢を相互に比較することで、それぞれの利点・欠点も明らかになります。結論を得る過程で、新たな選択肢が生まれる可能性もあります。

だからといって、「A案がいい」「俺はB案だ」「絶対、C案だよ」と言い合っても、議論になりません。なぜその案なのか、判断の基準をすり合わせることが大切です。

そこで活用したいのが「意思決定マトリクス」です。合理的に決定をする際に欠かせないフレームワークです。

多面的な評価で最善の選択肢を選ぶ

意思決定マトリクスは、選択肢や評価基準が複数あるときに、どの選択肢が最善かを判断するのに役に立ちます。

はじめに、候補となる選択肢を列挙します。あまり多いと後の作業が大変なので、予備選抜をかけて3つから5つくらいに絞り込んでおくのが得策です。

次に、それらの選択肢をどんな基準で評価するのか、評価項目を挙げていきます。こちらもあまりに多いと面倒なので、5、6個程度に絞り込むようにします。複数の人間で評価する場合は、言葉の意味でもめないように、解釈を統一しておきます。

さらに、それぞれの基準の重要度を考えます。最も重要度の低い(高い)ものを基準にして、他がどれくらいの倍数になるのか、重みを設定します。効果性(×3)といったように倍数で表現するとよいでしょう。

ここまでできれば、いよいよ選択です。縦軸に選択肢、横軸に評価基準を並べた表を用意し、両者が交わったところに、評価結果を書き入れていきます。

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合理性を追求し、果敢に決断する