野生動物の楽園を船で巡る旅おとなの冒険 初級編(2)ナショナル ジオグラフィック日本版

名だたる探検家の足跡を追いかけ、レポートしてきたナショナル ジオグラフィック誌がセレクトした知的好奇心を刺激する驚きと発見に満ちた旅のプランを紹介する「一生に一度だけの旅 おとなの冒険 初級編」。第2回は、アマゾン川、ザンベジ川、マンゴキ川といった野生動物の楽園を船で巡る旅を取り上げます。

~アマゾン川~

ペルー側のアマゾン川上流にあるケブラダ・ピチャナでは、地元のインディオがカヌーでリバーボートに近づき、食べ物を売りにくる。(C)John Borthwick/Lonely Planet Images

クラシックなリバーボートで行くアマゾン川クルーズは、野生生物や熱帯雨林、そしてこの土地に生きる人びとを知る絶好の場だ。

広大なアマゾンの濁った水の上を進んでいると、これが世界最大の川だということをつい忘れてしまう。ペルーのアンデス山脈に端を発し、6000km以上の距離を流れて大西洋に注ぐアマゾン川には、ボリビア、エクアドル、コロンビア、ベネズエラから数多くの支流も流れこみ、南米大陸の北半分を潤す一大水系を構成している。

アマゾン川は大型の豪華クルーズ船も航行できるが、もっと個性的でくつろいだ旅を経験したければ、昔ながらの二重甲板のリバーボートがいいだろう。熱帯雨林の多彩な動植物の生態を間近に見たければ、なおさらだ。