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オートバックスセブンの小林喜夫巳社長

オートバックスセブンの小林喜夫巳社長

若者の車離れが叫ばれるが、カー用品も例外ではない。主力のカーナビゲーション、オーディオの低迷が今も響いている。オートバックスセブンは新たな顧客との接点を広げようと、ネットなどで売る雑貨ブランド、カフェ風の新店舗などを開発。小林喜夫巳社長は「消費者をワクワクさせるよう生活に溶け込みたい」と狙いを語る。

――新たに雑貨ブランドを立ち上げました。自動車用品っぽくないのが特徴ですね。

「生活習慣に溶け込みやすいんじゃないですかね。これまでは車は車で独立した形で、店も存在していたと思います。もっともこうしたアプローチに対して、1~2年出遅れたかなという感じです。自動車が進化していく中、それにとらわれすぎました」

「メンテナンスや車検は大事です。でも、それだけではなくもう一歩ね、楽しさとかワクワクとか、そういった部分への商品でのアプローチ、ここがちょっと弱かったなというのが反省です」

5つのシーン 考え商品企画

――その名も「JACK&MARIE」。どんなブランドなのですか。

「個人的なモデルを想定しました。オーストラリア人のジャックと、日本人の奥さんのマリさんの夫婦です。ご主人は整備工として働きながら、キャンプとかサーフィンが好きなアウトドア派。奥さんはどちらかというとヨガとかカフェとかオーガニックとか、優しい感じのナチュラルライフを送っています」

「そういう2人がカップルで過ごしていると、カーライフはこんな感じだろうと。車に荷物を積み込んだり、車中泊だったり、快適さを追求する移動中だったり、5つのシーンを考えて、商品を企画しています」

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