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年齢と呼び方に関する意識には割とばらつきが大きい=PIXTA

年齢と呼び方に関する意識には割とばらつきが大きい=PIXTA

まだまだ自分は若いと余裕で思っていたのにある日突然、「おばさん!」と声を掛けられたり、「そこの、おじさん!」と呼び止められたりしたら多分ショックだろう。

某フリー女子アナウンサー「姉の子供から『叔母さん』といわれるなら、確かに私の立場は叔母だから、がまんもするけど、赤の他人に『おばさん、テレビ出てる人?』って、私をおばさんよばわりしした中学生を私は今でも許さない!」

夏のイベントでご一緒した、普段は上品な彼女が一瞬、「憤怒の表情」を浮かべ語った「あの日」が忘れられない。

女子社員A「うちの主任、もういい加減おじさんなのにツーブロックヘアなのよね」

女子社員B「笑える!」

部下が自分の噂話をしているのをたまたま耳にして落ち込んだ話を、セミナー参加者から聞かされたのは2017年秋のことだった。「腹が立ったというより、僕は何とも哀(かな)しかった」。彼の自己開示が会場にいた「その世代」の共感を得ていたのを思い出す。

辞書の「定義」は割とまちまち

ある世代にとって「強烈なインパクト」となる「おじさん」「おばさん」の「本当の意味」を探るべく、今さらながら、その意味を片っ端から辞書で引いてみた。「バカみたい」だが、意外な成果が上がった。

辞書で「おばさん」を引くと、「おじさん」の語釈がセットでついてくるケースが多い。男女の差こそあれ、意味するところは「おばさん」も「おじさん」も変わらないらしい。

『大辞林 第3版』(小学館) よその年配の女性(男性)を親しんでいう語。

『広辞苑 第6版』にも主に年少者がよその年配の女性(男性)を、との記述がある。

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