リーダー層の戦略的育成 国際競争力回復には必須
シンポジウム「エグゼクティブ改革2017」リポート
伊藤邦雄・一橋大学特任教授
次の経営人材をどのように育成したらいいのか。企業の国際化やIT(情報技術)化が急速に進むなか、グローバルリーダーの養成が急務になっている。しかし、欧米やアジアの大企業と比べて日本企業による戦略的な人材育成は遅れている。どう対処すればいいのか。11月20日、都内の日経ホールで一橋大学大学院商学研究科の伊藤邦雄特任教授が司会役になり、「人事のプロ」と呼ばれる前LIXIL取締役の八木洋介ピープルファースト社長、AGC旭硝子の石村和彦会長、SOMPOホールディングスの桜田謙悟社長の4人が討論した。日経ビジネススクール「日本版エグゼクティブ教育研究会」主催のシンポジウム「エグゼクティブ改革2017」の議論をお伝えする。