アイスなのに夏に売らなかった理由とは 雪見だいふく
テレビ東京「WBS」
ロッテアイスの「雪見だいふく」は、アイス市場で後発だったロッテが先行メーカーとの差別化のため「和風」のコンセプトで開発し1981年に発売した長寿商品だ。「冬にこたつで食べる」イメージを打ち出し、従来は春から夏は販売しないという戦略を取っていた。しかし発売から30年以上が経つ中で消費者が「秋冬限定」と認識していないことが分かり、昨年夏に試験的に販売したところ年間売り上げが過去最高を記録した。商品開発担当者は「常識や思い込みにとらわれないことが今後も愛され続けるポイント」と語る。
[テレビ東京「WBS」2017年11月16日放送を基に制作]
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