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朝に手早く使えるコーヒーメーカー

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風味と使いやすさ両立

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新生活に備えて購入を検討する生活家電の一つがコーヒーメーカーだ。使う機会の多い朝食時、慌ただしい中で手軽においしいコーヒーを味わえる機種はどれか。専門家が実際に操作や試飲をし、洗う手間や給水のしやすさ、価格なども考慮したうえで選んだ。

610ポイント
アロマサーモ ステンレス(メリタジャパン)
 抽出を始めた直後の湯は十分に温まっていないことがあるため、90度以下の湯は温め直す機能が付いており、高温の湯だけでドリップする。ステンレス製真空二重構造のポットで煮詰まる心配がなく、ポットだけを食卓に置くこともできる。スイッチを入れて約10分後に自然と電源が切れる電源自動オフ機能付き。
 「コクが感じられ、手でお湯を注いだドリップコーヒーに最も近い味わい」(池田修さん)、「柔らかい味わいで、価格も手ごろ。コストパフォーマンスが高い」(荒川正臣さん)
 (1)5杯(2)幅26.9×奥行き15.2×高さ31.1センチ(3)650ワット(4)ダークブラウン、赤、オフホワイトの3色(5)6900円程度
460ポイント
ネスカフェ ドルチェ グスト ピッコロ プレミアム(ネスレ日本)
 専用カプセルで1杯ずつ抽出し、作り置きしないので各人がいれたてを味わえる。最大15気圧の圧力で抽出することで「クレマ」と呼ぶ泡ができるのも特徴。抽出後はカプセルを捨てホルダーを洗うだけで済む。カプセルは11種類あり、コーヒーは16個入り798円。カプチーノなども楽しめる。
 「コンパクトなので食卓に置きっぱなしでも気にならない。飲みたいときに食卓ですぐに飲めるのが朝にぴったり」(小林よう子さん)、「クレマの舌触りが最高。操作も簡単」(本間美紀さん)
 (1)1杯(2)幅16×奥行き22.8×高さ29.3センチ(3)1460ワット(4)ワインレッド、ピアノブラック、バーントオレンジの3色(5)1万2800円程度
430ポイント
HCD-6MJ(東芝ホームアプライアンス)
 しっかり蒸らして深みのある味わいとなる「リッチテイスト」とすっきりとした「ライトテイスト」の2種類の味わいがあり、レバーで切り替えられる。雑味の原因にもなるコーヒー粉の微粉を取り除く「セパレーター」や紙フィルター不要の繰り返し使える専用フィルター、紅茶や中国茶をいれられるティーフィルターが付いている。
 「割安な価格なのにセパレーターなどの付属品が充実している」(戸井田園子さん)、「えぐみのない澄んだ味わい。コーヒー好きの人が開発したのではないかと感じるようなこだわりがある」(川口葉子さん)
 (1)6杯(2)幅18.8×奥行き12.8×高さ31.2センチ(3)700ワット(4)黒のみ(5)5200円程度
410ポイント
NC-A55P(パナソニック)
 豆をひくミル付きで、ひきたての風味を味わえる。ボタンを押した後は粉が直接フィルターに落ちて抽出が始まる。ミル部分を毎回、自動で洗う機能付き。「豆からボタン1つでいれられるので、朝食の準備と並行して本格的なコーヒーが味わえる」(松本直志さん)。(1)5杯(2)幅22×奥行き24.5×高さ34.5センチ(3)790ワット(4)黒のみ(5)1万9800円程度
400ポイント
珈琲通EC-AJ60(象印マホービン)
 水をヒーターで2回加熱し、熱湯と蒸気で粉全体を蒸らしてから抽出するため、コクと香りを楽しめる。タンクを外せるので、給水や手入れが簡単。「コンパクトだが、タンクは大きく給水がしやすい。シンプルという言葉がぴったり」(安井レイコさん)。(1)6杯(2)幅23×奥行き15.5×高さ28センチ(3)650ワット(4)ステンレスブラウンのみ(5)3900円程度
390ポイント
ECD-1000(サーモス)
 1リットルと大容量の保温ポットのため、大家族にも向く。マイコンで蒸らし時間を制御、抽出後は自動的に電源が切れる。「抽出終了を音で知らせてくれるのは便利。魔法瓶タイプのポットは家族の朝食時間がずれてもおいしく飲める」(戸井田さん)。(1)8杯(2)幅24×奥行き24×高さ36センチ(3)700ワット(4)クリアステンレスのみ(5)1万3000円程度
380ポイント
珈琲通EC-KS50(象印マホービン)
 「レギュラー」「ストロング」「マイルド」と3段階の濃度に調節できる。保温ポットは抽出後2時間で約75度、3時間でも約70度に保温できる。「タンクの給水口が大きく、しかも外れるため、水を入れるのに手間がかからない」(矢野きくのさん)。(1)5杯(2)幅24×奥行き16.5×高さ31.5センチ(3)650ワット(4)ダークブラウン、赤の2色(5)8900円程度
350ポイント
ACW-A080(タイガー魔法瓶)
 湯の抽出口がシャワー状になっており、コーヒー粉の上にまんべんなく湯が注がれ、コクと香りを引き出す。保温ポットの内部は鏡面加工されており、汚れやにおいがつきにくい。「大容量ながらスマートなデザインで圧迫感がない。家族の人数が多くても安心の1台」(小林さん)。(1)8杯(2)幅28×奥行き15.9×高さ33.3センチ(3)680ワット(4)カフェブラックのみ(5)9900円程度
330ポイント
CA-5S(デバイスタイルホールディングス)
 まろやかな味わいを引き出すため、繰り返し使用できる専用フィルター付き。湯の抽出口は1回の量が約3杯以下の場合は1穴、4杯以上は9穴と使いわけることで濃度やコクを調節。「専用フィルターは抽出後も粉を捨てやすい。タンクの手入れも簡単」(池上正子さん)。(1)5杯(2)幅15.3×奥行き30.8×高さ31.3センチ(3)1000ワット(4)パンプキンイエロー、白など4色(5)9800円程度
10
280ポイント
SAC-SX60(三洋電機)
 コーヒー粉の量に合わせてシャワー状に出る湯の抽出幅を切り替えられ、少量いれるときでも十分な濃度とコクを味わえる。紅茶もいれられる「ティーバスケット」が付属する。「価格が割安で、味わいも安定している。コンパクトなサイズもいい」(本間さん)。(1)6杯(2)幅17.6×奥行き16.8×高さ26.4センチ(3)850ワット(4)赤、ホワイトベーシックの2色(5)4000円程度

最近増えているのが、真空二重構造のステンレス製保温ポットを使った機種。従来のガラス製ポットの底をヒーターで温めるタイプは長時間保温すると煮詰まる。保温ポットは熱々ではなくなるものの、煮詰まる心配はない。10位内の半数がこのタイプだった。

1位も保温ポットを使った機種。販売元のメリタジャパン(東京都江東区)によると、一般的なコーヒーの飲みごろの温度は60~70度程度だが、この製品は抽出後2時間たっても72度という。さらに抽出時の湯の温度が90度以下にならないようにするなど豊かな味になるように工夫した。専門家からもコーヒーの風味を評価する人が多かった。

紙のフィルターに粉を入れて抽出する一般的なコーヒーメーカーと異なり、2位の製品は「カプセル」と呼ぶ専用容器に入った粉を使って1杯ずついれる。数杯分を4~8分かかっていれる他の機種と比べ、最初の1杯をいれる時間は1分程度で、2杯目からは数十秒で済む。1杯約50円と、一般的なレギュラーコーヒーの1杯十数~40円程度と比べるとコストがかかるが、素早さと手軽さは朝向きといえる。大きさも小さく省スペースで済む。

濃度など味わいをボタンやレバーで変えられる製品も多く、3、4、7位に入った。中でも7位の製品は3段階に濃度を調整できる。

実際に買う際は、マグカップで普段飲む人は必要な量が多いので注意しよう。家事アドバイザーの矢野きくのさんは「タンクの外し方や粉を入れるふたの開ける方向など自宅での置き方も考えながら機種を選んだほうがいい」と助言する。

エスプレッソマシンも顔ぶれ多彩

調査では普通のコーヒー用の機種を対象にしたが、エスプレッソ用マシンも売れ行きを伸ばしている。専門家などにおすすめを聞いた。その一つが、デロンギ・ジャパン(東京都千代田区)の製品。豆から全自動でいれられる本格タイプからエスプレッソ用の粉1杯分を不織布で円盤状に包んだ「ポッド」用など約15機種がある。

今回2位だった製品もカプセルを替えればエスプレッソをいれられるが、より多様に楽しめるのが、ネスレネスプレッソ(東京都港区)の「ネスプレッソ」シリーズ。エスプレッソだけで16種類の専用カプセルがある。

パナソニックも1日、通常のコーヒーとエスプレッソ、泡立てミルクの3種類を作れるマシンを発売した。


 表の見方 数字は専門家の選者の評価を点数化。(1)1回の操作でいれられる量(2)大きさ(3)消費電力(4)色(5)2月上旬の東京の量販店の実勢価格
 調査の方法 調査会社GfKジャパン(東京都中野区)が集計した全国家電量販店の販売データ、メーカーや選者の推薦などをもとに18社20機種を候補に選出。選者に試飲・試用してもらった。会場は東京電力のオール電化ショールーム「Switch!Station東京」。選者は次の通り(敬称略、五十音順)。
 荒川正臣(石光商事東京コーヒーチーム)▽池上正子(料理研究家)▽池田修(日本カルチャー協会講師、コーヒーマイスター)▽川口葉子(ウェブサイト「東京カフェマニア」主宰)▽小林よう子(ヨドバシカメラマルチメディアAkibaプロダクト・スペシャリスト)▽戸井田園子(「オールアバウト」家電ガイド)▽本間美紀(ライフスタイルジャーナリスト)▽松本直志(ビックカメラ新宿西口店家電担当)▽安井レイコ(料理研究家)▽矢野きくの(家事アドバイザー)

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