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コインランドリー最大手、データ武装で閉店ゼロ WASHハウスの児玉康孝社長

2017/11/25

WASHハウスの児玉康孝社長

働く女性の増加、節約志向などを背景にコインランドリーが急成長している。そのけん引役は宮崎県で創業した最大手のWASHハウス。シンプルな使い方とデータを駆使したFC(フランチャイズチェーン)方式で首都圏まで進出してきた。第一印象からいかにも精力みなぎる児玉康孝社長。「成長に死角はない。将来は2万店」と豪語する。

■月商30万円が半年で軌道に

――コインランドリーで起業するきっかけは。

「証券会社、ファストフード、不動産などのビジネスを経験してきましたが、2000年ぐらいに少子高齢化がしきりに言われ始めました。6千万人という政府の長期的な人口予測も出て、それに対応したビジネスを組み立てる必要があると痛感しました。不動産業のように稼働率が高い分野ほど人口減少の影響を受ける。逆に利用率が低いビジネスの稼働率を上げれば、売り上げが伸ばすことができると」

「コインランドリーの利用率は当時3%で、しかも大企業はないし、FC化もやっていない。半年くらいでビジネスモデルを組み立て、事業化に着手しました」

――速いですね。

「証券会社出身で、形がない世界をストーリーにするのは得意でした。最初のFCオーナーは宮崎市の不動産会社時代から付き合いのある病院の理事長にお願いし、『君が言うなら』と了承してくれました。最初の月商は30万円で苦しかったのですが、テレビコマーシャルを打ち、半年で軌道に乗りました」

――のっけからCMというのは大胆ですね。

「宮崎県でスタートしたのですが、宮崎の会社に見えないような展開をしたのです。交通量の多い幹線道路の北と南に2店舗を同時にオープンしました。いかにも大資本が入ってきたような感じになるでしょう。広告負担金も最初のオーナーからもらいました。そういう契約でなければ、多店舗化が進んだときにできなくなります」

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