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食を旅する

山形の芋煮 たっぷり作るのが地元流、シメはカレーに

2017/9/12

 直径6メートルの巨大鍋でサトイモや牛肉を煮込む恒例行事「日本一の芋煮会フェスティバル」が、今年も9月17日(日)に山形市で開催される。

 芋煮は山形県民のソウルフードと言われ、秋になると、家族や会社の同僚、仲間などが集まり、各地で芋煮会が繰り広げられる。山形市などの内陸はしょうゆ味がメインで、一方海のある庄内地方は味噌味が多いなど、県内でも様々な味のバリエーションがある。またフェスティバルが開かれる山形市では河原で催すことが多いが、地域によっては自宅の庭先だったり運動会の後にグラウンドで開催したりと、スタイルも様々だ。

 今回は山形市を訪れ、フェスティバルが開催される馬見ヶ崎川の河原で、地元流の芋煮を体験させていただいた。

 芋煮と言えば大鍋だが、そもそもあんな大きな鍋は家庭にはないと思う人も多いだろう。芋煮の本場とはいえ、それは山形市も同様だ。

鍋もかまどもまきもスーパーで調達できる

 河原の近くにある地元スーパーに行けば、貸し出し用の鍋や敷物などが用意されている。芋煮用の食材はセットにもなっていて、飲み物なども含めて、調達はほぼワンストップで終えることができる。

 道具と食材がそろったら、それを河原に持ち込む。最盛期には、芋煮客でいっぱいになるという広い河原には水道があり、堤防のむこうには公衆トイレもある。至れり尽くせりだ。

 4人分の材料はサトイモ(800グラム)、コンニャク(1枚)、ネギ(1本)、牛肉(250グラム)。好みでキノコや根菜類も加える。今回はゴボウのささがきも入った。鍋の水は6カップ。調味料はしょうゆ(120cc)砂糖(大さじ2杯半)、日本酒(大さじ2杯)。

サトイモは下ゆでをしてあくを取る

 まずは下ごしらえ。スーパーで売っているサトイモはすでに皮がむいてあり、まずは水洗いをしてぬめりを取る。大きい芋ならピンポン玉大を目安に小さく切る。こんにゃくは一口大に手でちぎり、牛肉は4~5センチに。ネギはざっくりと青い部分も入れて切る。

 場所取りをしたら、やはり借りてきたかまどにまきをくべて、水を張った大鍋をのせ火をつける。かつては、河原の石を寄せ集めてかまど代わりにしたと言うが、鍋の安定を考えるとレンタルのかまどを使うと便利だ。燃料のまきもスーパーで売っている。

 鍋を火にかけ、サトイモを下ゆでする。沸騰してくるとけっこうなアクが出てくるのでていねいにすくい取る。サトイモにすっと箸が入るようになったらこんにゃくや野菜、肉を入れて調味料を投入する。

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