帰省先の食卓で心がけることもてなしへの感謝示す

帰省するとき、親と顔を合わせる時間が長いのは食事時。ふだんとは別の心配りが必要になる。親と気持ちよく過ごすにはどうすればいいのか。「日経生活モニター」に失敗談などを尋ね「帰省先の食卓で心掛けるべき点」としてまとめた。

量や好み、先に知らせて

1位は「料理が多いことを前提にした心構えや準備」。久しぶりの子どもを親はたくさんの手料理でもてなしてくれる。子どもとしてもうれしい半面「料理が多すぎて食べられないことがよくある」(30代男性)。その結果、食べ残してしまうと「がんばって作ったのにがっかり」(60代女性)と親を不快な気持ちにさせることになる。

帰省先の夕食は早いことが多い。まず遅めの昼食を避けるなど、おなかのすき具合を調整して残さないようにするのが礼儀だろう。それがどうしても無理なら「料理が盛られる前に、それほど食べられないことを、はっきりと伝えるべきだ」と、マナーに詳しい現代礼法研究所の重松照代さんは助言する。残す場合はすべての料理にはしをつけ「おいしかったけど、もう十分です」と相手をたててから、おわびしよう。

残さなかった人も次の日のために言葉を選ぼう。ぜんぶ食べると多くの親が「量が少なかったのかな。あすはもっと作ろう」(50代女性)と思うようだ。これ以上出ると食べきれないと感じたら、味をほめるときに量が適切だったことをきちんと伝えよう。

2位は「お酒を飲み過ぎない」。親のすすめに応じてついつい飲んでしまい「酔いつぶれてみんなに迷惑をかけた」(40代男性)、「トイレで寝込んだ」(50代女性)といった声が寄せられた。いつも以上に自らの限界を踏まえて飲むほか、配偶者にも飲み過ぎないように目配りしよう。

3位は「食事前の仏壇へのお供えなどを忘れない」。「手土産と別にお供えものを用意」(30代女性)し、「家にあがったら、まずお線香をあげる」(30代女性)。その上で「お仏飯(ぶっぱん)をお願いと言われ、仏壇にご飯を供えることと知らずに、みんなの分をよそってしまった」(30代女性)などの失敗がないようにする。

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