無駄にキレない話し方 アンガーマネジメントを知る

相手と意見が食い違い、同意できない場合もありますが、共感して理解する姿勢も重要です。理解の言葉例として「○○さんは~と思うのですね。~したいということですね」などがあります。相手の主張・価値観に全部同意する必要はなく、同意できなくても「今こういうふうに理解したよ」というメッセージを伝えることが大切なのです。また、伝えるときは「私が正しい」という自分の正義を押しつけるのではなく、「分かってほしい」という思いを持って向かい合いましょう。

自分の感情を「言わない」という選択肢があることも知っておきましょう。「言えない」と「言わない」は違います。これは言わなくてもいい、と決めたら後悔しないこと、自分自身で判断し責任を取る姿勢が大切です。アンガーマネジメントは怒らなくてはいけないものに関しては上手に怒ることができ、怒る必要のないものは怒らなくて済むような、見極めを目指します。

怒りという感情は自分が生み出したものです。自分の感情に責任が持てる人、怒りに振り回されずに自分の意思をうまく伝えられる人を目指してください。

戸田久実
アドット・コミュニケーション代表取締役。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事。大手民間企業や官公庁の研修や講演の講師を歴任し、講師歴は約25年、登壇数は3000を超え、指導人数は10万人以上に及ぶ。

「丸の内キャリア塾」の記事一覧

今こそ始める学び特集
ブックコーナー ビジネス書などの書評はこちら
注目記事
今こそ始める学び特集
ブックコーナー ビジネス書などの書評はこちら