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食の豆知識

魚介や野菜をあっさり細麺で 夏のおすすめ冷製パスタ

2017/8/9

PIXTA

 冷やし中華やアイスコーヒー、アイスティーなど、日本には「本場」の国ではお目にかかれない「冷やしメニュー」がある。「冷製パスタ」もそのひとつ。

 冷製パスタとその名のとおり、冷たく仕上げたパスタ。パスタをゆでた後に冷水で締めて、冷たいソースやトッピングとともに食べる。日本のイタリア料理店や家庭ではすっかりおなじみとなっているが、本場イタリアではほぼ見かけないメニューとか。

キャビアの冷製パスタ=PIXTA

 冷製パスタの発祥は1970年代にイタリアのグアルティエーロ・マルケージというシェフが冷たいキャビアのパスタを出したのが最初とも、青山の有名イタリアン「リストランテ・ヒロ」の山田宏巳シェフがフルーツトマトを使った冷製パスタを考案したのが最初ともいわれている。

 いずれにしても、前者もイタリア人シェフが来日した際に冷たい蕎麦にヒントを得たというから、ルーツは日本と断言しても差し支えないだろう。

ウニのパスタ=PIXTA

 冷製パスタといってもどんなパスタメニューでも冷たくすればいいってものでもない。パスタも種類はいろいろで、現存するもので300種類以上とも500種類以上ともいわれる。冷たいのに合うパスタもあれば合わないのもある。ソースやトッピングにも「合う・合わない」がある。

 まずパスタの種類。大きく分けてショートパスタとロングパスタがある。

パスタの種類もいろいろ=PIXTA

 名前が示すとおりで、ショートパスタはマカロニやニョッキ(ジャガイモを小麦粉に練りこみ、小さく切って丸めたもの)など短めのもの、ロングパスタは麺状になっているものだ。暑い日はツルツルとした冷たいのど越しを楽しみたいので、ショートパスタよりもロングパスタがいい。

 ロングパスタも細さや形状によってさまざまな名前がある。

カッペリーニの断面=PIXTA

 平たいきしめんのようなものは「フェトチーネ」、私たちにもっともおなじみの「スパゲティ」は断面が丸くて直径2ミリ程度のもの。それよりちょっぴり細い直径1.6~1.7ミリのものは「スパゲティー二」、直径1.4ミリは「フェデリーニ」、直径0.9ミリは「カッペリーニ」と呼ばれる。

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