店頭にもたくさんの塩あめが並ぶ

製造元によっても異なりますが、よく流通している塩あめをもとに検証してみましょう。某社の塩あめは、100グラムあたりの栄養成分が、エネルギー388キロカロリーで、ナトリウムは340ミリグラム。1粒がだいたい5グラムくらいなので、1粒あたりのエネルギーは19.4キロカロリー、ナトリウムは17ミリグラムです。

前述の通り、1日3リットルの汗をかいた場合、少なく見積もっても、3リットル×0.2%=6グラムもの塩が失われています。1日中、食事をせずに塩あめだけを食べることは考えづらいですが、もし塩あめだけで必要な塩分量を摂取しようとすると、なんと350粒も食べなくてはならない計算になります。当然、エネルギーの過剰摂取に繋がります。

いろいろなフレーバーがあって楽しい塩あめですが、熱中症対策においては、あくまで補助的に利用するものであることを覚えておいてください。

ソルトドリンクで賢くおいしく熱中症対策

コンビニなどでも市販のソルトドリンクは買うことができる

塩あめだけでは足りない塩分補給。でも塩そのものをぺロペロと舐めるのも、なんだか味気ないもの。そこで活躍するのが、塩を使った飲料「ソルトドリンク」です。

今回は、熱中症対策にも役立つ、おいしくて、さらに気分が華やかになるソルトドリンクをご紹介します。

<基本のソルトドリンク>

日常生活での発汗量が多い時は、市販のスポーツドリンクだと糖分の過剰摂取に繋がりやすいので、水500ミリリットルに塩1~2グラムを入れた塩水がおすすめです。

飲んでしょっぱいと感じなかったり、むしろ甘いと感じるようであれば、身体にミネラルが足りていない証拠なので、ごくごく飲んでもらって構いません。飲み続けるうちにしょっぱく感じるようになります。

<塩レモン&ミントウォーター>

塩レモン&ミントウォーター

この夏のおすすめは、ノンシュガーの炭酸水にたっぷりのミントとレモンの輪切り、そして塩をひとつまみ入れた「塩レモン&ミントウォーター」。

レモンの酸味は塩のしょっぱさを抑制してくれるので、塩味はほとんど目立ちません。見た目にも華やかですし、シュワシュワとした炭酸の刺激と、レモンの酸味とミントの香りが、気分をリフレッシュさせてくれます。

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