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気持ちよく会話を続けるためには、単純な一問一答式にならない「おまけ」が肝心 PIXTA

気持ちよく会話を続けるためには、単純な一問一答式にならない「おまけ」が肝心 PIXTA

会話は計算どおりにできるものでは、ありません。仮に一問一答で進んでいけば味気ないものになってしまいます。会話をしていてもっと聞きたい、もっと一緒にいたいと感じる人は自分の思いを伝えるのにちゅうちょしないだけでなく、相手に新しい情報を提供することも忘れません。質問を受けたらその答えを返すだけでなく、相手の役に立つ情報や関連する事柄など、「おまけの情報」を付け加えるのです。

「おまけ」を添えると、質問者と解答者が入れ替わったり、意外な話題で盛り上がったり、とスムーズに会話ができるようになります。話が広がって共通点が見つかれば、さらに会話が弾むようになります。

(例)会話が弾まない一問一答

相手「うっとうしい天候ですね」

あなた「そうですね」

相手「梅雨明けはいつごろでしょうか?」

あなた「分かりません」

相手「そうですか……」

これではどこまでも、会話は平行線。交わることはないでしょう。

「おまけの情報」を加えると、会話がうるおう

(例)「おまけの情報」を添えた場合

相手「うっとうしい天候ですね」

あなた「そうですね、体がだるくて困るので、ビタミン剤が欠かせないです」

相手「どんなビタミン剤ですか? それって肩こりにも、効きますかね?」

あなた「●●さんは、肩こりなんですね。私も肩が凝ってこの時期は、辛いです」

相手「そうでしたか……。マッサージやはり・きゅうのお世話になっていますが、ビタミン剤は飲んでいないので」

このように、おまけの情報を答えに加えると、「肩こり」という共通点が見つかり、そこから会話が広がります。相手への理解も高まるものです。

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