変わりたい組織と、成長したいビジネスパーソンをガイドする

会員登録をすると、編集者が厳選した記事やセミナー案内などをメルマガでお届けしますNIKKEIリスキリング会員登録最新情報をチェック

聞いていて気持ちのよくなる話し方には3つのコツがある PIXTA

聞いていて気持ちのよくなる話し方には3つのコツがある PIXTA

自分の気持ちをうまく言葉にすることができない。そんな悩みを持つ人は、多いものです。そこで、今回は話し方の基本ともいえる「3つのポイント」に絞ってお話しします。

私自身、幼少期に患った「吃音症」のトラウマが抜けず、苦しんだ時期がありました。言わなくても察してほしい。これぐらいはわかってくれるだろう。そんな意識を抱いていたこともありました。

言葉だけがコミュニュケーションツールではありません。しぐさや雰囲気で伝わるものもありますが、言葉にしなければ、本当のところは伝わりません。相手に誤解されたり、ゆがんで伝わったりしたら、嫌ですよね。話し下手だからと諦めても、「○○さんはわかってくれない」と人のせいにしても、何も変わらないのです。

伝えたいのに伝わらないという人のパターンには次のようなものがあります。言いたいことをうまく表現できない。言いたい気持ちが先走り、適切な言葉が出てこない。話がわき道にそれたり、余計なことまで話したりしてしまう。会話をしているうちに、何を言いたいのかが自分でもわからなくなってしまうこともあります。

反対に、あの人の話は聞いていて心地よい、わかりやすいと感じる話し手があなたの周囲にもいるでしょう。仕事ができて人づきあいも上手な人は、自分の信念や主張があり、決断力や判断力を備えていますから、話し方がしっかりしています。

電話で話しているつもりになれば、口調がしっかりする

だからといって、マシンガンのように言葉をまくしたてたり、強い口調で相手に決断を迫ったりして、語気で人の心を動かそうとは思っていません。できる人が共通して持つ話し方の特徴は「語尾がはっきりしている」「あいまいな表現やネガティブな言い回しは使わない」「要点から整理して話す」――この3点です。

新着記事

Follow Us
日経転職版日経ビジネススクールOFFICE PASSexcedo日経TEST

会員登録をすると、編集者が厳選した記事やセミナー案内などをメルマガでお届けしますNIKKEIリスキリング会員登録最新情報をチェック