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プラナ / PIXTA

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無意識につぶやく言葉があなたの印象を悪くしたり出会いを遠ざけたりしていることはないでしょうか? 本人は無意識ですから、もちろん悪気はありません。読んだり耳にしたりして気になった言葉が蓄積されるうちに、ふとした瞬間に口をつく。それがあなたの魅力につながるならばいいでしょうが、「話しにくい」「偉そう」などと、悪いイメージを抱かせてしまうのならば、すぐにやめるべきでしょう。

しかし、多くの人はそんな言動はしていないと思うはずです。なかにはあなたが話し出すと相手が何となくひいている、距離を置いているという気がすると感じる人もいるかもしれません。でも、そうなるのは、何に原因があるか分からないというのが本当のところでしょう。

実は会話であなたの印象を決めるのは、立派な意見を述べることや論理的に説明することなど、特別な発言をすることではありません。「ちょっとしたひと言」があなたの印象を決めるといっても過言ではありません。

初対面では「言葉遣い」や「あいさつ」「しぐさ」などに気を配っていても、親しくなるにつれて気が緩み、悪印象を抱きかねない「ひと言」を口にしてしまうということは誰しもあります。極端な話ですが、初対面では「●●さんにお会いできるのを心待ちにしておりました」と丁寧に思いを伝えていた人が、会話を重ねるうちに「どうも!」(「こんにちは」や「元気にしていましたか?」というようなニュアンスで)、「最近、どう?」(「変わったことがありましたか?」「お仕事は順調ですか?」というようなニュアンスで)などのくだけた物言いに変わってしまうことはありえます。

「どうも!」「最近、どう?」が与えるマイナスイメージ

こういう発言は、親しみを込めて言っているという人がいるかもしれませんが、歓迎する人ばかりではありません。「どうも!」はあいさつではなく、「最近、どう?」では何を聞きたいのか分かりません。こうした省略語は幼稚で雑な印象を与えるだけです。

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