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スマートに使える進化系文具

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ペンやノート、はさみ、ホチキス――。文具で最近、機能や性能が大きく向上し「進化系」とも呼べる商品が相次ぎ登場している。過去2年間の新製品から、使い勝手が高いものを専門家らに選んでもらった。

568ポイント
バイモ11フラット(マックス)
 片手で軽々と40枚までの分厚い書類をとじられる小型ホチキス。中・大型ホチキスの機構を小さくしてハンディー型に搭載した。軽い力でとじられるように、針は通常タイプから細さを変えずに足の長さを1ミリ長くした。会社事務での利用のほか、一般家庭にも売れており、2年前の発売以来、これまでに国内外で約100万個を販売。
 「40枚も楽々とじられる上、よく使う2~3枚をとじる場合でも針の足が重なったりしないので、これひとつで十分」(土橋正さん)、「厚みのあるものを軽い力でとじられる画期的な商品」(北沢孝之さん)(1)1575円(専用針1箱付き)(2)青、赤、黄、黒、白、紺、ピンクの7色(3)2008年9月
556ポイント
フリクションボールノック(パイロットコーポレーション)
 07年の発売以来人気の消せるボールペン「フリクションボール」シリーズにノック式が登場。同シリーズは特殊インクを使っており、ペンの後端部に付いたラバーでこすると摩擦の熱で消える仕組み。特殊インクは水性のためペン先が乾きやすく、これまでキャップ付きタイプのみだったが、キャップをしなくても乾かないようインクを改良した。
 「ノック式の登場でさらに手軽に使える」(北沢さん)、「ここまでスムーズに書いて消せるペンは文具の新定番と呼べる」(大谷暁さん)(1)241円(2)ボール径は0.5ミリ、0.7ミリの2種、インク色は黒、赤、青の3色(3)10年7月
504ポイント
アリシス(カール事務器)
 コンパクトながら軽い力で穴を開けられるようにしたパンチ。ハンドル部分のてこだけでなく、内部にもてこの機構を搭載した。また、必要なときにすぐに出せる紙あてを付け、用紙がたれることなく、スムーズに用紙の中心をパンチの中心に合わせることができる。ハンドル部分は畳むことができ、机の上もすっきり。
 「穴開けに必要な負荷が半減しているのにサイズは旧来とほぼ同じ。実用的な機能をまとめて、美しいデザインに仕上げている」(清水茂樹さん)(1)16枚用682円、20枚用1050円、35枚用1575円(2)白、赤、青の3色(3)09年12月
500ポイント
テープカッター直線美(ニチバン)
 新設計の刃を採用して、通常ぎざぎざになるテープの切り口がまっすぐになるテープカッター。見た目の美しさだけでなく、一度張ったテープをはがすときにはテープが裂けにくい。テープを切る際に必要な力も軽減。「刃の安全性など使いやすさも配慮されている」(清水さん)(1)大巻用2310円、小巻用1890円(2)黒、白の2色(3)10年1月
363ポイント
ペンカット(レイメイ藤井)
 折り畳んでペンケースに収納できるはさみ。かさむハンドル部分に柔らかな素材を使い、畳めるようにした。小型のはさみは刃先だけで切るものが多いが、刃全体を使って切れる。左右両方の利き手に対応。「丁寧に作られていて実用的。刃が接触する部分の動きもスムーズ」(納富廉邦さん)(1)630円(2)黒、青、緑、ピンク、白の5色(3)09年12月
362ポイント
ジェットストリーム4&1(三菱鉛筆)
 滑らかで濃い書き味の油性ボールペン「ジェットストリーム」シリーズの多機能タイプ。1本に黒、赤、青、緑の4色のボールペンとシャープペン(芯径0.5ミリ)を搭載した。インクは速乾性にも優れ、手を汚しにくい。(1)1050円(2)ボール径0.7ミリボールペンの外観色は黒、シルバーなど5色、0.5ミリボールペンは3色(3)08年11月
348ポイント
ハリナックス(ハンディタイプ)(コクヨS&T)
 金属針を使わずに紙をとじることのできるホチキス。大型の2穴タイプに続く小型のハンディータイプで、コピー用紙約4枚をとじられる。ホチキス上部にはとじる際にとじ穴を確認できる窓がついている。「針がないので、シュレッダーにそのまま入れられて便利」(斉藤潤さん)(1)1155円(2)黒、緑、水色、ピンク、白の5色(3)10年7月
270ポイント
ニーモシネ ノートパッド ホルダー付き(マルマン)
 メモ書きの情報を管理しやすいよう収納ホルダーを付けたノート。5ミリ方眼の用紙はミシン目ですぐ切り離せ、書いて切ってホルダーに保存する作業が1冊でできる。「すぐ捨ててよいページ、一時保存するページ、長期保存するページを効率よく分けられる」(清水さん)(1)A5判1050円、A4判1575円(2)色は黒のみ(3)09年3月
224ポイント
カードメモ(デザインフィル)
 財布や名刺入れに入るメモ帳。クレジットカード大で薄さ1.6ミリ。31枚つづりの用紙は極薄の半透明紙でほどよい書き味。「メモを身につけておけ、仕事と生活の両面で役立つ」(納富さん)、「IDカードホルダーなどにも入れておける」(土橋さん)(1)126円(2)表紙色は光沢のある黒、白、赤、青、ゴールド、ブロンズの6色(3)10年1月
10
218ポイント
スコッチ チタンコート シザーズ1468(住友スリーエム)
 刃に高硬度チタン合金をコーティングし、厚紙や段ボールなども快適に切断できるはさみ。上質紙を10万回切れる耐久力があるという。加えて、刃にシリコーン加工も施し、荷造りテープなどの粘着テープを切ってもべたつかないようにした。「抜群の切れ味と耐久力」(中里勇太さん)(1)1890円(2)色は茶のみ(3)10年1月

文具の新製品は最近までは一つの文具に何種類もの機能を搭載した多機能化が主流だった。数年前から「従来の文具を一度見直して、構造を強化した文具が注目されるようになってきた」(「ステイショナー」編集部の北沢孝之さん)。

今回のランキングでも、見た目に大きな違いはなくても使ってみると従来品に比べて機能が大きく向上した文具が並んだ。1位の「バイモ11フラット」は一見、普通のホチキスだが、ハンディータイプでは厚い書類をとじられない悩みに応えた。3位の「アリシス」も見た目は通常の穴開けパンチだが、軽い押し心地などが従来と異なる。

こうした文具が注目される背景には、企業の経費削減の影響があるようだ。企業による文具の一括購入が減り、個人でそろえる人が増えてきた。ただ、たいていの文具は100円ショップで買える。より使いやすく、見た目がよい文具を提供しないと、個人は安い100円ショップに流れてしまう。文具メーカーは本来機能の強化など、個人向け商品の開発に一段と力を入れ始めた。

実際「ここ2、3年は機能的な商品やデザイン性の高い商品など、個人を意識した文具が増えている」(「趣味の文具箱」編集長の清水茂樹さん)。東京の銀座・伊東屋でも「最高級ではないけれど、自分で買うなら気に入ったものを、ちょっといいものをと来店する人が多い」と話す。

文具によって仕事や勉強がはかどることもある。「仕事にすぐ効く魔法の文房具」の著者でもある文具コンサルタントの土橋正さんも「発想、記録、整理など目的に応じて商品を選ぶと無駄が省ける」という。

ボールペン、油性でもスラスラ

新製品が目立つのがボールペンだ。主に油性と水性の2種類あり、油性は書いた文字が変質しにくいが、書き味がやや重い。水性は滑らかに書けるが、油性に比べるとにじみやすく、伝票など感圧複写紙の筆記に向かない。

中でも注目されているのが、両者の長所を兼ね備えた油性でありながら水性のような書き心地を目指したペン。6位の「ジェットストリーム」や、10位内に入らなかったが、ぺんてるの「ビクーニャ」などが代表だ。ゼブラの「スラリ」は油性と水性を混合した独自のエマルジョンインクを搭載した。

インク加圧式も人気。かすれることなくすぐ書き始められ、上向きの筆記も可能なのが特徴。トンボ鉛筆の「エアプレス」などがこのタイプだ。


 表の見方 商品名の下はメーカー名。数字は専門家の評価などを点数化。(1)税込みの価格(2)外観色やサイズなどの種類(3)発売時期
 調査の方法 2008年9月以降に発売された新製品のうち、従来品や他社製品と比べて格段に進化していると思われる文具を、文具メーカーの自薦と専門家の推薦により合わせて25商品、候補に選出。専門家7人が実際に触って進化の度合いなどを基準に評価した。さらに文具を使う事務現場の声として、人材派遣会社(日経スタッフ)で事務作業の指導などを派遣スタッフにしている担当者など19人が実際に試し、その結果も一部加味した。専門家は次の通り(敬称略、五十音順)。
 大谷暁(「モノ・マガジン」編集部編集次長)▽北沢孝之(「ステイショナー」「Bun2」編集部主任)▽斉藤潤(「Bungu to Jimuki」編集部)▽清水茂樹(「趣味の文具箱」編集長)▽土橋正(文具コンサルタント)▽中里勇太(「ベスト・ギア」編集部)▽納富廉邦(ライフスタイルライター)

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