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くらし&ハウス
暮らしの知恵

2010/7/7

暮らしの知恵

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やめた後の土の処理も難問!

家庭菜園を始めても、やめてしまう人も少なくない。殺虫剤大手のフマキラーが6月に全国の20~69歳を対象に実施した調査では、家庭菜園などの園芸をやめた人583人のうち、1年以内に中断したのは35%だった。

中断して困るのが、不要になった土の処理。枯れた根などを取り除いて天日干しし、腐葉土を混ぜるなどすれば再生土として使えるが、手間がかかるうえに場所がないという悩みを抱える人も多い。その一方、自治体の多くは原則として土を回収していない。

そんななか、家庭の不要土の回収と再生に取り組む自治体も出てきた。東京都目黒区は09年11月に1度目の回収をしたところ、107人が持参。今年5月の2度目の回収では、473人が持ち込んだ。その際、前回回収した土を再生させ希望者に無料配布したところ、30分で無くなった。

05年から回収している武蔵野市では、09年度は前年度に比べ回収量が2割増。現在は年6回の回収だが、「週に1回は『早く捨てたいがどうしたらいいか』と相談がある」。6月から回収を始めた中央区では「区民の86%を集合住宅の住民が占め、土を干したり、ふるいにかけたりできない人が多い」(清掃リサイクル課)とみる。家庭菜園を始めるときには、後々のことまで考えておく必要があるようだ。

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