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「ざる中華」は東北「ざるそばに卵」は西日本の食文化

冷たいうどん・そば(8)

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NIKKEI STYLE

冷やしカレーうどんを食べた大阪の店の名前が思い出せなくて悶絶していた尾道の原さんが、ついに思い出した。というか再訪したらしい。なんと店の名前は「元祖カレーうどん」であったそうな。そのまま過ぎてかえって思い出せなかったそうである。ご苦労さまでした。

珍しい冷たい麺のオンパレード。

ご意見 「赤鬼・青鬼うどん」 赤唐辛子・青唐辛子を練り込んだうどん。ザルうどんで食する のが美味い=岐阜・恵那
「おろしカツうどん」 大根おろしとカツがのった冷やしうどん=香川
「ころうどん(香露うどん?)」 ひやしぶっかけうどん=愛知・名古屋
「讃岐かけそば」 平打ち麺を使用した冷やしラーメン。すり下ろしショウガを薬味として使用する=香川・三野
「冷やしカツうどん」 つけうどん+トンカツ=愛知・名古屋他チェーン店にて展開中
「冷やしたぬきラーメン」 冷やした中華麺の上に揚げ玉+カイワレ+コーン+エビ +ネギをのせたラーメン=岩手・江刺
「冷やしトンカツそば」 冷たいそばの上にトンカツがのり、上から出しをぶっかけて食べる=福岡・北九州
「冷汁うどん」 うどん鉢には氷入りでゴマ味噌だれで食べるうどん。薬味はミョウガ・キュウリ・しそ・ゴマ=埼玉・加須
 一番目の「赤鬼・青鬼うどん」はデスクにお奨めです。トンカツを使用した麺類の多いこと多いこと。なぜですかね。天ぷらの発展系ですかね。最後の「冷汁うどん」はなぜか、宮崎でなくて加須なんですね。どうも、これで町おこしを考えているみたいです。「讃岐かけそば」もかなりの怪しさが漂います(島野さん)

デスクごくり 赤唐辛子・青唐辛子を練り込むなんてステキじゃないですか。冷たい麺とトンカツの取り合わせもこわいもの見たさと言うか食いたさというか…一度お目にかかりたいです。ちなみに加須は「うどんの街」として有名です。「カス」ではなく「かぞ」と読みますのでお間違えなく。

各物件の形状や味を想像しながら読んでいたら頭が痛くなってきた。もう何だかわからん。

焼き肉のせスタミナうどんの続報。

ご意見 「冷やしスタミナうどん」ですが、私の住んでいる所沢、 といっても清瀬との国境が近いくらいの場所ですが、近所のそば屋では夏になると必ずメニューにのります。これがいつから出始めたかというのは、ちょいと記憶にないんですが、少なくとも15年前くらいからはあったと思います。ちなみに「冷やしスタミナうどん」は愛媛出身の母の大好物だったりします。
 5年くらい前、池袋の某そば屋にパワーそばなる謎のそばが。一緒に入った後輩に無理矢理頼ませてみたところ、揚げ餅が3つ入ったそばでした(Mの字さん)

パワーそばを無理やり注文させられた後輩というのは、私にとってのデスクである。いつもすまんねえ。

デスクうんうん 名古屋で食べさせられた赤味噌ところてんは衝撃的でした。

さて、VOTEである。項目その1は「中華麺を日本そばのつけ汁で食べる『ざる中華』のような食べ物があるかどうか」。

その2は「ざるそば(うどん)のつけ汁にうずらや鶏の卵が入るか」。

これまでの展開からおおよその見当は付いているが、果たしてそのような地図ができるかどうか。

さて、そのVOTE結果(速報値)が出た。実に見事なデータが得られたと思う。

中華麺を和風のつゆにつけて食べる「ざる中華」はどこにあるのか。

「ある」というきっぱりとした答えが多かった順に並べると青森(100%)、秋田(73%)、岩手(69%)、山形(67%)。東北4県のそろい踏み。この4県が群を抜いている。ざる中華は東北特有の食べ物といってもよい。

ほかは北海道、東北の残りの県、北陸に有意な回答が目立つ。逆に西日本、中でも九州ではパンダ並みに希少である。

ざるそば(うどん)のつけ汁に各種卵が入るか否か。「入る」が多かったのは大阪(64%)、和歌山(62%)、岡山(59%)、兵庫(52%)など。大阪を起点として関西から中四国、九州の一部までを覆う西日本型文化であることが鮮明になった。ほんと鮮明よ。

その中にあって愛知と岐阜だけが上位に食い込んでいる。2人でなにしとりゃーす? うー、尾張旭の「味噌中華」を思い出した。もっぺん食いてえー。

で、以下のメールもミルフォードさんからのものであるが、次回からのテーマ直撃である。

ご意見 ギョウザの話題。2005年8月号の雑誌「食楽」はギョウザ特集。浜松ギョウザもばっちり取り上げられています。その中のコラムに、初めて聞いたネタがいくつかありました。
(1)山陰地方ではギョウザをソースで食べることがある
(2)ギョウザのタレの酢と醤油の割合
   宇都宮 酢:醤油=9:1
   東 京 酢:醤油=7:3
   静 岡 酢:醤油=6:4
   九 州 酢:醤油=5:5
 と、東に行くほど酢の割合が高くなっていく。
 個人的には、家で食べるときは酢:醤油=4:6くらいで、それにラー油もしくは「かんずり」を加えることが多い。夏と冬とでも微妙に割合が違うかも。うーん定量化が難しい。

ほい、その通り。次なるテーマはギョウザである。メールに登場した浜松のギョウザにはゆでモヤシがつく。Martinさん、その節はお世話になりました。

博多や久留米のギョウザは基本的にどの店でも手打ちの皮を使う。目の前で打っている。それを見ながら熱々のギョウザを食べる。

だが、東北や北海道ではどの程度ギョウザを食べるのであろうか。家計調査を見れば一発でわかるだろうが、当サイトではあえてそれをやらない。皆さんのメールで解明していきたい。

最近は変わりギョウザもどんどん生まれている。名古屋に期待していいの?

デスクごくり あぁ、ビール飲みてぇ。

(特任編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

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