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なみえ焼そば 「まちのこし」の思い映すボリューム感

福島ご当地グルメでお腹いっぱい(3)

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NIKKEI STYLE

うどんかと思うほどの極太中華麺を豚肉、モヤシとラードで炒め、濃厚なソースをたっぷりかけたなみえ焼そば。福島県双葉郡浪江町のご当地グルメは、約60年前、労働者のために、食べ応えと腹持ちをよくするために考案されたという。

とにかく盛りがいい。東日本大震災による全町避難以降は、同じ福島県の二本松で営業する人気店「杉乃家」では、大盛りを頼むと、大皿いっぱいに焼そばが盛られる。このボリューム感こそなみえ焼そばの魅力だ。

通常の中華麺の約3倍の太さという麺もかみ応え十分。イベントでは、鉄板一杯に麺を山積みにして、豪快に調理する。まさに「オトコ」の焼そばだ。

なみえ焼そばでまちおこしに取り組む浪江焼麺太国(なみえやきそばたいこく)が初めてB-1グランプリに出展したのは、2010年の厚木大会だった。しかし、2011年3月11日に起こった東日本大震災で甚大な被害を受け、全町避難を余儀なくされる。太国のメンバーも散り散りなってしまい、一時は太国の存続すら危ぶまれた。

しかし、太国の活動は、離ればなれになったメンバーたちのふるさとへの思いの拠り所となる。2011年11月に開催された姫路大会に、同じく被災地の石巻茶色い焼きそばアカデミーとともに出展、まちおこしの仲間たち、多くの来場者から温かく迎えられた。2013年11月に開催された豊川大会では、全国1位のゴールドグランプリを獲得、知名度を一気に全国レベルへと引き上げた。

去る10月27日、浪江町役場そばに仮設商店街「まち・なみ・まるしぇ」がオープン、浪江焼麺太国のアンテナショップもその中に誕生した。避難指示解除後の生活に向けた準備のスタートだ。

長期にわたる避難生活もあり、住民の帰還は一筋縄ではいかないという。クリアすべき課題も多い。今年のB-1グランプリへの出展も断念せざるをえなかった。

とはいえ「まちおこし」のスローガンを「まちのこし」に変えて活動を続けてきた太国にとって、町内でのアンテナショップオープンは「大きな一歩」であることは確か。

こってり味でお腹いっぱいになるなみえ焼そばのボリューム感は、浪江の人々のふるさとへの思いの重さでもある。

(渡辺智哉)

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