東海・北陸B-1、津ぎょうざ小学校がグランプリ獲得
9月24、25日、ご当地グルメを通じたまちおこしの祭典「東海・北陸B-1グランプリ」が福井県坂井市で開かれ、津ぎょうざ小学校(三重県津市)がゴールドグランプリに選ばれた。
津ぎょうざは小学校の給食メニューとして地元ではおなじみの直径15センチもある巨大な揚げぎょうざ。おかずとしてはもちろん、ビールにもよく合う、B-1グランプリでも人気メニューのひとつだ。
B-1グランプリは「ご当地グルメ」を地域資源としてまちの魅力をPRするイベント。料理を提供する際に、いかにまちの良さをアピールするか、各団体ともパフォーマンスに趣向を凝らし、それが人気の一因にもなっている。
津ぎょうざ小学校は、その中でも特にパフォーマンスで注目されている団体だ。市役所職員らが、半ズボンにランドセルの出で立ちで校歌を歌い、体操をして盛り上げる。その突き抜けたパフォーマンスが人気を呼び、昨年の全国大会「B-1グランプリin十和田」でも第3位、ブロンズグランプリを獲得している。
会場では、その十和田大会でゴールドグランプリを受賞した熱血!!勝浦タンタンメン船団(千葉・勝浦市)、一昨年の郡山大会でのゴールドグランプリ、十和田バラ焼きゼミナール(青森・十和田市)とブースを並べ、3カ所に分散した会場の中でも、ひときわ盛り上がりを見せていた。
来場者数は2日間で約11万2000人。会場には三国祭の山車も登場し、北前船で栄えた、いにしえのにぎわいを取り戻したかのようだった。
今年のB-1グランプリは、10周年の特別大会「B-1グランプリスペシャル」として、東京・臨海副都心で12月3日、4日に開催される。津ぎょうざ小学校もシルバーグランプリのDo it!松阪鶏焼き肉隊(三重・松阪市)、ブロンズグランプリの西伊豆しおかつお研究会(静岡・西伊豆町)とともに出展する。
(渡辺智哉)
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