日本酒で焼肉 肉ホルモンおまかせ盛り飲み放題6500円トレンド(dressing編集部)

2016/9/5

「20名以上の貸切しか受け付けない、年内は予約でいっぱいのすごい焼肉店があるらしい」と初めて聞いたとき、そんな店があるのかと驚いた。その店とは東京・谷中にある「肉と日本酒」だ。

システムは、非常にシンプル。予約して着席すれば、あとはひたすら肉と肉に合うつまみや野菜が出てくる。肉に合わせてチョイスされたこだわりの日本酒は、セルフサービス方式で好きなものを冷蔵庫から取り出し、飲み放題。それでいて6,500円とリーズナブルな価格で、吉祥寺の名店「肉山」のプロデュースということもあり、今や予約のとれない超人気店となった。

予約の取れない超人気店が2号店をオープン

オーナーの尹伸文さんは、少人数でも予約したいという声に答えようと、予約可能な人数をグッと下げた2号店を7月11日、亀戸でオープンした。

その名もズバリ「リトル肉と日本酒」。

Summary
1.年内は予約でいっぱい「肉と日本酒」の2号店が亀戸にオープン
2.絶品和牛を堪能&日本酒は飲み放題! まさに肉と日本酒の楽園
3.予約は少人数でも、貸切でもOK! 気になる人は今すぐ予約を

1号店とおなじく完全予約制となる。お馴染みの「肉」の文字を入り口に見つけ、わくわくしながら店内へ。

「リトル肉と日本酒」では2名以上なら予約可能。20名以上34名までなら貸し切りもできる。20名以上でしか予約できなかった名店が、たった2名から予約可能となれば嬉しいのは私だけではないはずだ。

ホワイトボードには、この日出合える肉の品揃えが記されている。

「肉と日本酒」および「リトル肉と日本酒」では、メニューは固定制。席に座った後は、決まったメニューで、その日にしか出合えない運命の肉が運ばれてくる。キムチ、ナムル、サンチュ、最強焼き野菜、焼肉全16種、最強激辛スープというラインナップで、白ご飯はセルフサービスでお代わり自由となる。

肉の種類、数などは日によって若干の変動があり、運がよければもっとたくさん食べられるかもしれない。

席に着くと、まず登場したのはキムチとナムル、サンチュ。

じっくりと漬けられたキムチと、箸が止まらないシンプルな味付けのナムルはどちらも自家製。すでに店のこだわりが見え始める。

次に「最強焼き野菜です」と言われながら登場したのはこちら。

ギョウザにしか見えないが、吉祥寺の「肉山」でも「焼き野菜」として提供されることもある一品だ。

中を見れば一目瞭然。肉は一切なく、シンプルに野菜のみだ。表面がカリカリに焼かれたもちもちの皮、ニラがきいたシャキシャキ素材の食感が楽しい。

その味はまさに焼き野菜。食べごたえも抜群だ。

「最強激辛スープ」は、野菜と肉をじっくり煮詰めたうまさに、思わず汗が出てくるほどのしびれる辛さがあいまって、白ご飯がいくらでも食べられる気分になる。

運命の肉との対面に興奮が止まらない

右から時計回りに内側へ、内モモ、ランプ、ツラミ、サーロイン、外モモ、上バラ、トモサンカク、イベリコ豚の豚トロ、リブシン、リブシンの根元、30日熟成の生タン塩…と、盛りだくさん。

それとは別に、美しいホルモンたちも登場。ハツ、シマチョウ、タン先、ハチノス。ハラミなども入ることがあるという。「一頭買い」をしているので、新鮮なだけでなく、ちょっと珍しい部位なども食べられるのが売りだという。

その日その日で出てくるものが違うため、出合った肉が運命のお相手、というわけだ。

「いざ!」と胸の高鳴りを感じながら、まずは30日熟成したという牛タン塩を網の上へ。ジュッと焼ける音が、香ばしさに華を添える。

焼き目ひとつひとつが、綺麗に色づいていく様子は見ているだけでウキウキする。焼きすぎないうちに口へと運ぶ。

自家製レモンだれで。他に醤油と焼肉のタレ、計3種のタレが用意されている。口に運んだ瞬間、表面の脂が舌の上を転がり、ふわっと肉の甘みが口中に広がる。噛めば、タンの強いうまみがレモンだれの酸味とともに広がる。まさしく、絶品。

ここまで新鮮でうまい、となれば残る肉への期待も高まるいっぽうだ。お次は、リブシン。トングに取った瞬間、そのやわらかさがわかる。

霜降りの美しい表面を焼き、はやる気持ちを抑えられぬままに口へと運ぶ。こちらは醤油でいただいた。

きめの細かな脂が、噛みしめるたびににじみ出る。肉そのもののうまみを味わうならまさにこの部位を、と言わんばかりだ。

肉にあう日本酒、飲み放題で心行くまで

この店のもうひとりの主役、日本酒についても触れておかねばなるまい。

店内には常に44~45種類ほどの日本酒が用意されている。仕入れは「肉と日本酒」でも提携している、四谷・鈴傳(すずでん)、府中・中久(なかきゅう)、御徒町・福原、吉祥寺・大阪屋の4軒の酒屋。加えて、地元・亀戸はせがわ酒店からも仕入れている。

おススメをお願いします、と頼むと店長の高山佳也さんが5本ピックアップしてくれた。

左から、力強い甘みとワイルドさを兼ね持った富山・玉旭酒造「玉旭 DESPERADO」。どの料理にも合うさっぱりとした栃木・株式会社せんきん「クラシック仙禽 無垢」。終盤に味を流すように味わいたい岐阜・杉原酒造「射美 吟撰72 BY27」。肉を引き立たせ、赤みによく合うのはせがわ酒店オリジナル「黄金澤 29shock」。そして宮城県の7つの蔵元がコラボしたスパークリング日本酒「DATE SEVEN」。

これらはほんの一例だが、いずれも、肉との相性を意識したラインナップになっている。

この肉にはどの日本酒が? と迷ったときにはスタッフに相談すればぴったりのものをすすめてもらえるのでご安心を。ちなみにビール、ハイボールも飲み放題で、ソフトドリンクなどは無料で持ち込める。

最後にチラリとスタッフの後姿を見ると、肩に「肉」の文字が。

「肉へのこだわりは、どこにも負けないので」と笑顔で語る高山さん。

別の肉、今回はチョイスできなかった日本酒との出合いを楽しみに次の予約をいつにしようか、と思い悩みながら店を出た。1号店同様、すぐに予約でいっぱいの話題店になること間違い無し。今ならまだ余裕があるとのことなので、予約するなら今すぐがチャンスだ。

<メニュー>
お一人様 6,500円(税込)
※ 飲み放題3時間(日本酒、ビール、ハイボール)、現金のみ

リトル肉と日本酒
住所:東京都江東区亀戸6-28-5 錦ビル2階
電話番号:03-3681-1119
営業時間:[月~金] 17:00~23:00 [土日祝] 15:00~23:00
定休日:月曜日
 *取材時点での情報です

(文・写真/雨宮美奈子)

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