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ちょろぎ、英語でChorogi? イギリスや中国でも

ちょろぎ・だて巻き(4)

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NIKKEI STYLE

先日、青森県の「八戸せんべい汁研究所」の皆さんが訪ねて来てくださった。先方は3人、当方は2人。せっかく来ていただいたのだから、あれを飲んでいただかなくてはと思った。あれです。そう。焼酎のそばつゆ割り。

昨年のオフ会で会場の皆さんに飲んでいただいて一部好評、ほとんど不評だったのは会場の運営にあたった方に対して私の説明が不足していたからである。「甲類焼酎を使ってください。乙類はだめですよ」と言ったのだが、製作担当の女性は焼酎は飲まないらしく、しっかり「いいちこ」が使用されていたのである。もっとちゃんと言わなければいけなかった。「いいちこじゃなくて、樹氷を使ってください」と。本当はうまいんだぞー。

せんべい汁軍団3人のうち1人は当サイトに「八戸ウニ丼注意報」をメールしてくださった方なのでそばつゆ割りをご存じだったが、あとの2人は「それ何?」。「まあいっぺん飲んでみてください」と半ば強引に神田駅ガード下おばさん1人奮闘立ち食いそば屋に行った。店内は満員。すき間を縫うようにしてカウンターに近づき「そばつゆ割り五つ」と注文の後、座敷と呼ばれている店外の椅子なしテーブル席を囲んで待った。

やがて「そばつゆ割りの方ー」と呼ばれた。品物を受け取り、座敷に戻って乾杯。というか、せんべい汁軍団は薄茶色の液体が入ったグラスをかざしたり、においをかいだりしてニヤニヤしている。「八戸でそばつゆ割りの話をしたら『そば湯割りだろう』と言って信じてもらえなかったんです」。一口飲んで「おお、カツオの出しが効いている」とか「のど渇きそう」などと感想を述べつつ、結局5人ともきれいに片づけて次の店に移ったのだった。

読者の皆さんの中には「せんべい汁」という文字に「懐かしい」という感慨を催された方がいらっしゃるだろう。「せんべいってあの南部せんべい? それで汁って……なんじゃそれ」という疑問がわきあがった方もまた大勢おられるのではないかと思う。

「せんべい汁」というのは汁用の南部せんべいを入れた鍋物・汁物である。「鶏・醤油味」「魚・塩味」「馬肉・味噌味」といったバリエーションがあるが、ほかの具と一緒に、あるいは具を食べ終わった後にせんべいを入れる。それをアルデンテで食べる。もちもちとして、うどんでもなくきしめんでもなくラーメンでもなくお餅でもない歯触り食感がある。

「南部せんべい」というと一般に盛岡のものが知られお菓子のイメージが強いが、八戸市から岩手県北部の二戸市周辺にかけて、せんべいを主食として食べる「せんべい汁」地帯が広がっているのである。

新幹線開通を機に地元でせんべい汁を使った地域おこしの動きが広がり、ついに市民による「せんべい汁研究所」が発足した。同研究所の調査でせんべい汁には200年の歴史があり、現在それを食べさせる店が160軒に上ることが判明した。詳細な飲食店地図やミニ知識を盛り込んだガイドブックも完成した。各種お土産用せんべい汁セットも開発され、いよいよ全国ブランド化の道を模索し始めたのである。

私はかれこれ10年前にこれを食べて「まあなんと面白い物件だろう」という思いを抱いた。なにしろ具にサバの水煮缶が入っていたのである。この記憶が残っていて後に新聞でも紹介したことがあるのだが、やっぱり面白いものである。

興味がある方は今晩にでもご自宅で試していただきたい。せんべいは必ず汁が沸騰してから割って入れること。あとは何を加えようがどんな味付けをしようが自由である。

せんべい汁地帯では、せんべいはお菓子であると同時に主食でもある。バターやマヨをつけて食べる。赤飯を挟みサンドイッチみたいにしても食べる。天ぷらにもする。せんべいが主食の一種というのは立派な食の方言である。

私としてはせんべい汁の未来が明るいことを祈っている。

本題に入る。シリーズが最終回を迎えると皆さんの関心が主テーマからそれる傾向がある。それでいいのである。今回は最初きっちり最後はぐちゃぐちゃ。ふらふらするぞー。

ご意見 なんか京都は、ちょろぎ食べまっせ地帯に分類されそうなんで少々言わせてもらいます。両親ともに先祖が地方出身という話は聞いたことがないのですが、私の知る限りではどちらの実家でも、もちろん私の家でも、ちょろぎなる物は見たこともありません。ましてや黒豆の中に入れるなんて言語道断です。黒豆を上手に作るためには煮汁の糖分の濃さに気をつかって、何度も煮汁の濃さを変えるほどデリケートな料理なんですよ。ちょろぎに限らず、他の食材を入れるだけでも信じられませんね。親戚の家に遊びに行ったときも見た記憶がありませんから、必ずしも一般的ではないと思います(京都在住 IRISさん)

我が家でちょろぎが登場したのは今年が初めてです。従ってちょろぎの正しい食べ方は知りません。でもほかの皆さんのメールを拝見していると黒豆にちょろぎというのは黒豆とちょろぎを一緒に煮るのではなく、煮上がった黒豆の上に彩りとして梅酢に漬けた赤いちょろぎをちょこんとのせるということのようです。違います?

ご意見 ずっと疑問に思っていたのですが、ちょろぎって赤いものなんですか? 私は3年ほど前、大阪市内のデパートでおせち料理の予約承りのアルバイトをしていました。色々なおせちの見本の中には黒豆にちょろぎが入っているものもあったのですが、そのちょろぎは全部着色されていない白いものでした。我が家の食卓にちょろぎが上ったことはなく(母は福岡市出身)、そのとき初めて見たのでちょろぎは白だと思っていました。記事ではちょろぎは赤が当然のようなので、びっくりです(愛知県 ちかげさん)

確かに白いちょろぎも売っていました。でも東京のスーパーの売り場では圧倒的に赤だったのでその写真を掲載しました。無着色のちょろぎが主流の地域があるということを想定していなかったからです。ごめんなさい。でも大阪からこれまでいただいたメールはどれも「赤いちょろぎ」に関してのもののようでした。なぜでしょう。

外国のちょろぎ、そして馬肉。

ご意見 「ちょろぎ」をなんとロンドンで目撃しました。2年ほど前にクリスマス・ディナー(いわゆる英国式忘年会)でモダン・ブリティッシュ、つまりまずかった英国料理に世界のあらゆる要素を投入し、結構成功している料理形態のレストランに行ったときに、私の向かいにいた友人の米人女性のお皿に照り焼きだったか和風の肉の添え物として、ワカメなどの海草や蓼(たで)とともに登場していたのが、ちょろぎだったのです。その友人女性は「結構おいしい」と言ってましたが、おすそ分けをもらった私にはたいした味はせず、「これって日本でよく食べるの?」と聞かれ、「うーん、見たことはあるけど……」と答えるのが精いっぱいでした。
 ちょろぎは英語で「チャイニーズ・アーティチョーク」と呼んでるようですが……中国では結構食べるのでしょうか? ともかく、ちょろぎ(蓼も)は海の向こうでも「日本の珍味」と認められているようです(アムステルダムのばふんさん)
ご意見 中国へ行ったとき酸味のある漬物のちょろぎを食べました。向こうでは「草石蚕」っていう名前だそうです。ぎょっとしますが見た目は確かにその通りってかんじ……そういえば、中国では80年代以降、日本風の福神漬けが出回っているそうのですが、たしかにその中にもコロコロしたちょろぎが入ってました(ずんだ餅子さん)

英国と中国では、ちょろぎは日本の味という認識なのでしょうか。でもどうして? 山口県の人が怒り出さないか心配です。それと、蓼食う虫もブリティッシュ。

ご意見 ちょろぎですが……調べたらアジア原産の根菜で、1880年代にヨーロッパに紹介され、その紹介者がフランスのCrosneって街の人だったものだから、ちょろぎのフランス名はCrosneと立派そうなものになった。1920年ごろまではごく一般的な食材だったそうです。当時フランスではクリームスープにしたり、ゆでてバターで食べるか、生でサラダのトッピングにして食べたそうです。
 アメリカではChinese Artichokeとか言いますが、何とChorogiと英語化もしてました。ニューヨークにもあるなら見てみたいと思って調べてみたら、大きな芋虫のような根菜で10月中旬に収穫され、中華食材店などにあるとのことでしたが、どこにも見付からない……ちょろぎ分布世界地図を作ると、日本・中国・フランス周辺が赤で、ニューヨークは薄ピンク、他の地域は白ってことだと思います。
 そして馬肉ですが、浅草生まれの自分も久し振りに桜鍋でも食べたいと思いましたが、アメリカのほとんどの州法で馬肉の食用は禁止でした。持ち主が自分用に解体することは合法で、それらが何らかの方法で出回ることがあるそうです(NYっ子さん)

はいよく調べていただいてありがとうございます。ちょろぎはフランス語でどういうのかという問い合わせのメールが来て、フランス語とまったく無縁の私はビビリまくっていたのですが、これで解決です。ああよかった。

ちょろぎがそのまんまChorogiという英語になっているとは……。日本の学校ではどうしてこんな大事なことを教えていないのでしょうか。日本の英語教育は大丈夫でしょうか。

米国ではほとんどの州法で馬肉食が禁止ということは罰則があるということですね。犯罪ですね。捕まっちゃうんですよね。英国と米国の人には日本人が馬肉を食べることはできるだけ秘密にしておきたいものです。

でも日本とフランスはちょろぎと馬肉というマイナーだけどなんか気になる食べ物で共通しています。日本がちょっぴりおフランスしてるなんて。今度自慢したろ。

ヨーロッパからもお馬さん情報が届いた。久留米の焼き鳥学会に勝手に成り代わりお礼申し上げます。

ご意見 フランスの肉屋で馬肉を扱っているところには、馬の半身をあしらったそのまんまな像が店のてっぺん、というか入り口の上についています。ただ、フランスでも馬肉屋は野瀬さん好みのかなりマイナーかつレトロな存在になってきていると思います(パリのsinedieさん)

私ってマイナーかつレトロ好みのように見えますか。どうしてわかったんだろ。

ご意見 スイス(ジュネーブ)に勤務していたころ、ジュネーブ駅前のホテル街に馬肉ステーキのお店があり、何度かおいしくいただきました。どちらかというと、照り焼き風のたれがかかっていたように記憶します。もっとも、ジュネーブはフランスに囲まれたスイスのはずれの辺りですから、馬肉料理は珍しくないのも当然かもしれません。季節になると、ウサギや野鳥も出回っていました(まいけるさん)
ご意見 オーストリアはウィーンに6年住んでました。街のあちこちにソーセージ屋台があるのですが、そこで結構「馬肉ソーセージ」売ってましたよ。名前もちゃんとPferdwurst(Pferdは馬、Wurstはソーセージ)。ちなみに私は熊本生まれ熊本育ちで馬刺し大好きです。天使の食べ物だと思います。何かうわさによると免疫活性効果があるとか。ただ現在はクアラルンプール在住で、現地人に「馬を生で食べる」というとマレー系中華系その他を問わず白眼視されるので悲しいです(お名前ありません)

スイス、オーストリアにもありました。ステーキにしたりソーセージにしたりしています。久留米の焼き肉屋さんに入ったら普通に「馬バラ」がありました。食べました。牛バラとの区別がつきませんでした。

両親も一緒だったので「馬のバラよ。珍しいとよ」と勧めたのですが、両親は何が珍しいかわからず「ああそうね」と言ったきり黙々と食べていたので少し脱力しました。

ここでデスク乱入 フィリピンには、というより私がいたマニラ周辺では、馬は観光馬車で見かけたくらい。食卓には上りませんでした。食肉としての生産量は、豚、鶏などの鳥類、牛がトップスリーで、次が水牛! これは歯ごたえあります。馬肉はほんのわずかなようでした。

野瀬思い出 マニラの日本人御用達バーに行ったとき、店の若いフィリピン女性からいきなり「私、亀有の『ひまわり』っていうスナックで働いていたの。『ひまわり』ってスナック知ってる?」と聞かれた。うーん、知りましぇーん。

ここからはアラカルト。いろんな物件が出てくる。これが楽しいんだな。

ご意見 山形の縁日に出ている屋台には私から見ると奇妙なものが多いようです……「鶏の空揚げ」。食べ物としてはポピュラーですが、私は縁日で見たのは山形が初めてです。胸肉と思われる肉はなぜか脂身の部分が多く、カリカリしているのが特徴といえば特徴でしょう。山形のこどもたちが縁日でカップに入った空揚げをかじりながら歩く光景をよく見かけます。カップ大で500円、小で300円といったところが相場でしょう。ちなみに、店によってはカレー味なんてのもあるようです(山形在住2年目の岐阜県人さん)
ご意見 夜店の屋台なんてテーマはどうでしょうか。私は東京育ちなので、小さいころは焼きそば、たこ焼き、綿あめ(呼び名は綿菓子ではありません)、フランクフルトあたりでした。そういえば大判焼きもありました。
 去年、栃木県に行ったとき、鶏の空揚げがお祭りの屋台として出ていました。これにはビックリしました。しかも、お弁当についてくる一口サイズではなく、もっと大きくてゴロゴロしていました(イッケーさん)

どうですか、皆さんがお住まいの所の縁日には「鶏の空揚げ」の屋台は出ますか。最近、浅草の浅草寺辺りに何度か行ったのですが、見かけた記憶はありませんねえ。縁日で売っている食べ物にも地方性があるとは思うのですが、語るべき材料の持ち合わせがありません。

ただ、浅草で娘たちが好んで食べるのは「大阪焼き」です。刻みキャベツをぶち込んだ溶き小麦粉をベアリングのような鉄の輪っかに流し込み、豚肉、生卵をのせて裏表順繰りに焼いた物件です。ソースをびたびたにかけて食べます。「大阪焼き」というのはお好み焼き類似物件だからそういう名前が付いているのでしょうが、大阪で見かけたことはありません。

「大判焼き」「太鼓焼き」「太鼓まんじゅう」など、同じ食べ物でも場所によって呼び方が違います。綿あめ・綿菓子も同様です。縁日の食べ物については夏祭りの季節にでも取り上げましょうか。デスク、エミー隊員、覚えておいてね。おじさんは最近物忘れが激しいんだよ。

デスクはいはい メモ帳、メモ帳と…。あ、「重要!! おでん屋に連れて行ってもらうこと。野瀬さんのおごりで」と書いてある。危なく忘れるとこだった。

それ去年のメモ帳でしょ。捨てて。

読者から「疑問」が寄せられている。

ご疑問 ちょっと前に仕事で静岡にでかけた愚弟が、コンビニでの出来事を語ってくれました。カレーパンとおにぎりを買い、レジの人の「温めますか?」の問いに「お願いします」の答え。店員さんが温めてくれたのは、カレーパン。弟が頼んだつもりだったのはおにぎり。
 おにぎりって温めないんでしょうか。カレーパンて温めるものなんでしょうか。お弁当以外に温めてもらうものってどんなものがあるんでしょうか。きっとここにも地域性があるのではないでしょうか(おおしまさん)

わかりましぇーん。でも少なくとも生野菜サラダは温めない方がいいと思います。冷やっこも温めない方がいいでしょう。冷やし中華を温めている人を見たことがありません。

エミー隊員回想 コンビニでバイトをしていたとき、冷やし中華を買ったお客さんに「温めますか?」と聞いてしまったことがあります。「何を?」って聞き返されて…。あのお客さんの白い目を忘れることができません。後で店長に「冷やし中華温めますか、と聞いたら、何を?って言われてしまいました」と話すと、店長はこう言いました。「そんなときは『あなたのハートを』って言うんだよ」

本邦コンビニ史に残る事件であろう。

ご疑問 中華麺の上に具を五つのせるのが「五目ソバ」なのですが、和麺に具を八つのせたのが「おかめソバ」だ!と主張して譲らない友人がいます(千葉県在住)。本人曰く「おかめ八目」ということなのだそうです。しかし「おかめソバ(ないしはウドン)」の実態は、種々の具を使っておかめの顔を形作る物ではないでしょうか? どうも「おかめひょっとこ」と「岡目八目」を混同しているような気もいたしますが(亡命名古屋人さん)

ふっふっふ。これならお答えできます。私も顔説です。一般には傍目(おかめ)八目説が信じられていますが、元々は顔だと思います。私がごちゃごちゃ書いても仕方がないので、例によって岡田哲編『たべもの起源事典』を要約します。

 おかめそば(阿亀蕎麦) 幕末のころに江戸・七軒町のそば屋の創案。「おかめ太田庵」と称し、おかめ(お多福)の顔に仕立てたそばで有名になる。浅草海苔の髪、銀杏のかんざし、結び湯葉の両目、松茸(三つ葉)の鼻、かまぼこの頬、椎茸の口を上置きすると全体が下ぶくれのおかめの顔になる。おかめの人気が高まると、江戸では関西好みのしっぽくそばは姿を消す。全国的に普及すると、おかめ本来の顔がなくなる。

というわけです。元々はおかめの顔に仕立てたものが、全国に普及する過程で「顔にする」という中心概念が欠落し、「いろんなものがのっているそば・うどん」という概念だけが広がっていった。チャンポンと同じ経路をたどったようです。「食べ物は伝播の過程で変容する」というテーゼを地で行っています。

甘味地帯北海道から甘い漬物情報。

ご意見 北海道の漬け物はやたら甘い。粕漬けや醤油着けに大量の砂糖、ザラメを入れます。秋になると漬け物用の野菜と共に酒粕・塩と並んでザラメが売られています(北海道 富良野の山奥のアオさん)

漬物には塩ではないんですか。塩も入れるけど砂糖やザラメも入れる? あちゃー。

北海道出身の読者から引き続きジン茶関連メールをいただいた。中には「簡易ジンギスカン鍋とたれは常備している。出張調理してもいいぞ」というメールもあった。ふと思いついた。春になったらジンギスカンオフ会というのはどうだろうか。隅田川河川敷で盛大に煙をあげるのである。捕まるかな。

捕まらないところを探して盛大に煙をあげたい。北海道出身者の技術指導を受けつつジンギスカンを食べ、最後に甘ーい漬物を添えてジン茶をいただきたい。盛り上がると思う。

デスク、エミー隊員、覚えていてね。おじさんはほんと物忘れが激しいのだよ。

デスク再びはいはい メモ帳、メモ帳と…。あれ、確かここに置いたんだけど、どこにいったかなあ。何かとっても大事なことが書いてあったような気がするんだけど……。

横浜の「サンマー麺」情報をいくつかいただいているが、あれはすでにカップ麺にもなっている超有名物件なので……。

さて、「ちょろぎ・だて巻き」の地図ができた。説明は省くが沖縄に注意していただきたい。見ればわかります。

さて、次なるテーマ。

肉まんでも豚まんでも呼び方はどうでもいいが、いわゆる中華まんに何をつけるか、である。私はどうしても酢醤油というか醤油味の酢。カミさんは何もつけないか、つける場合は辛子または辛子醤油。名古屋方面は非辛子地帯のようだが、ならば何をつけるのか。

そしてサブテーマは「ご当地中華まんはこれ」。以前、会津若松で「焼き鳥まん」というのを見た。見ただけだが、ほかの所で見かけたことはない。全国にはいろんな「まんじゅう」があると思う。

(特別編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

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