勃興するASEAN、多様性を理解した地域戦略がカギ
タイ サシン経営管理大学院 日本センター所長 藤岡資正氏
東南アジア諸国連合(ASEAN)の広域経済連携の枠組み「ASEAN経済共同体(ACE)」が2015年末に発足、ASEAN市場の重要性が一段と増している。日本企業はASEANの新時代にいかに対応すべきか。タイのトップ大学、チュラロンコン大学のビジネススクール、サシン経営管理大学院でファカルティ兼日本センター所長を務める藤岡資正氏が5月、「日経ビジネススクールアジア特別講座 東京 プレセッション」として、東京都内で行った講演「アセアン経済共同体(AEC)と日系企業の地域戦略」に答えを探る。