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日経クロステック
キャリアアップや人間関係構築、給与などの待遇面、転職や起業――。技術者の多くは、自分の働き方について様々な悩みや不安を抱えています。人事コンサルタントとして様々な企業の職場活性化を支援する天笠淳さんが、こうした不安を解消し、働く楽しみを見いだすための具体的な方法を紹介します。

転職活動の情報収集もすっかりオンラインが当たり前になりましたが、新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置の解除によって少しずつ変化が見られます。転職や働き方に関する来場型(リアル)のイベントも開催されるようになってきました。

筆者も先日、50~60代の働き方をテーマにしたイベントに、一参加者として足を運びました。感染対策に気をつけながら会場を歩き回ったのですが、リアルイベントならではの収穫が得られ、とても有意義な時間でした。

転職情報サイトや企業の求人情報ページの内容は、コロナ禍でより充実してきています。しかしそれも、自分が欲しい情報を探し出せる検索能力があって初めて有効になります。

ネットリテラシーの高い読者なら、時間をかけずに必要な情報が集められるかもしれません。しかし転職に関しては、「そもそもどんな情報を集めたらよいか分からない」という人も少なくありません。何から調べればよいか、調べたけれどその情報は信頼できるか、といったところで立ち止まってしまうことも多いのです。

そうしたときにお勧めしたいのがリアルイベントへの参加です。人に会って話すことで、今どんな人材が求められているか、自分の市場価値はどれくらいかを感じ取れます。

それによって転職に希望を抱く人もいれば、失意のどん底に落ちる人もいます。それでも、PCやスマートフォンの検索画面を前に「この会社は良い会社なのか」と思考停止し、その真偽を誰にも相談できずに悩んで転職機会を逃すよりはよいでしょう。

リアルイベントの場で転職市場を肌で感じてから、自分が関心を持った業種や企業についてネット検索してみる。そんな転職活動の進め方がお勧めです。

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