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こぢんまりとしたイベントは人が少ないゆえの入りにくさを感じるのですが、利点も少なくありません(写真はイメージ)=PIXTA

履歴書の書き方を具体的に教えてくれる

今回筆者が参加したイベントでは、50代のこれからの生き方や働き方に関するセミナー、展示がたくさんありました。求職だけでなく、老後に向けた資金や副業、地方への移住など、十分すぎるほどの情報がありました。

セミナー数も出展者数も数十程度とそれほど大きくはなかったのですが、初めて転職活動をする人にはちょうどよい規模だと思います。出展企業200社、参加者1万人などという大規模イベントは得られる情報も多いのですが、参加者が多すぎて出展企業は参加者をさばくことに一生懸命になってしまい、なかなかゆっくり話せないことがあります。

逆にこぢんまりとしたイベントは人が少ないゆえの入りにくさを感じるのですが、利点も少なくありません。まず、履歴書や職務経歴書の書き方をじっくりアドバイスしてもらえることです。

転職イベントには転職情報会社が必ずと言っていいほど出展しています。今回筆者が参加したイベントも、履歴書作成の個人指導をしてくれるブースが複数ありました。転職情報会社からすれば、自社のWebサイトに真剣な求職者を多く集める必要があります。ですから、アドバイスも具体的かつ真剣です。

転職活動を始めたばかりの人は、履歴書や職務経歴書の書き方もよく分からないものです。筆者に相談に来る求職者でも、「書き方が分からなかったから書類を持参しなかった」という人がいます。自己アピールできる内容が見つけられない、大した仕事をしていないから書くことがない、書く時間がない、などの理由です。

こんな場合は1人で悩んでいても仕方がありません。有料で履歴書の書き方指導をするサービスもあるようですが、転職イベントに行けば無料で指導してくれ、そのまま登録もできると一石二鳥です。

適度な参加者数なら、1人にかけてくれる時間も長めになります。誰にも相談できず転職活動が止まっているという人は、あまり参加者が多くなさそうなイベントに足を運び、転職相談ブースを探すとよいでしょう。

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定員が多いセミナーではなく、一対一の対話を