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ラランドのサーヤ 番組持って知った「ラジオの魅力」

ラジオ&音声メディア黄金時代(3)

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NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

現在3本のラジオ番組を持つ、若手お笑いコンビのラランド、サーヤ。『ラランド・ツキの兎』(TBSラジオ)と、インターネットラジオ『ラランドの声溜めラジオ』(GERA)はコンビで、2021年4月スタートの『ラランド・サーヤの虎視舌舌』(文化放送)は1人でパーソナリティーを務めている。ラジオで活躍の場をどんどん広げているが、自身が番組を持つまでは、ラジオに全く興味がなかったという。

「相方のニシダは、ラジオのヘビーリスナーなんですけど、私は全然ラジオを聴いてこなかったんです。幼なじみのお父さんがラジオパーソナリティーをやっていて、その子に無理やりNACK5の『おに魂』を聴けって言われて少し聴いてたぐらいで。パーソナリティーとリスナーが1対1のクローズドな空間になってるのは良いなと思いましたけど、そこから熱心に聴き始めるってこともなかったですね。

なので、昨年4月にネットで『ラランドの声溜めラジオ』が始まったときも、ラジオがどういうものか全然分かってなかった。1分に1回はボケるもんだと思っていて、ずっとボケ続けてました(笑)。そこでスタッフさんに初めて、『普通に素でしゃべったほうが面白いんだよ』と教えてもらいました。

今、3本ラジオをやってますけど、それぞれ番組のスタイルが違うので、楽しみながらやれています。TBSラジオの『ラランド・ツキの兎』はロケっぽいのが中心で、2人でいろんな人に話を聞きに行けるのが面白いですし。『虎視舌舌』は生放送で1時間半もあるので、リスナーさんとこれでもかというほどコミュニケーションを取れるのが新鮮ですね。あと、ネットラジオは、ゆるい雰囲気で1番リラックスしながらできています。楽屋のような感覚で思ったことをずっと2人でしゃべっているので、ニシダとは普段話す内容がなくなってきてます(笑)」

ラジオ番組でパーソナリティーを務めるようになって、テレビとの違いや、ラジオの重要性を再認識したという。

「ラジオでしゃべっている時間は、いい意味で振り返りの時間になってる気がします。『今週はこんなことがあった』という話をしながら自分のなかで整理をしているというか。そのときに思っていたことも話せるので、日記に近い感じもありますね。

"売れても芸人はラジオをしっかりやる"みたいな風潮に対して、前までは『みんな忙しいのに何でラジオをやり続けてるんだろう?』と思っていたんです。だけど、やってみて分かったのが、役割を与えられることが多いテレビと違って、ラジオは素を出していいし本音でしゃべれる。だから芸人にとってラジオはすごく大事なんだと気づきましたし、リスナーにとっても魅力的なコンテンツに映るんだと思います。

テレビという、決まった役割のなかでやり切るのも面白いんですけど、フリー演技に近いラジオも、やり始めると抜け出せなくなる魅力がありますね。ただ、両方やってるからには、テレビでもちゃんと結果を残しながら、ラジオでも面白いと評価されないといけない。そこは今後も意識して頑張っていきたいです」

『ラランド・サーヤの虎視舌舌』では、「コレされて一瞬で冷めました」「私が知ってるサバイバル術」などをテーマにメールを募集、サーヤとリスナーの絶妙な掛け合いが人気だ。また交流のあるゲストを招いての赤裸々トークがネットなどで話題になることも多い。

「『虎視舌舌』は持っている番組の中で唯一の生放送なので、リスナーとのやり取りが盛んで、メッセージを読む数も1番多いんです。悩み相談系も多くて、10代で片思いをしている学生や、50代で不倫をしてる人からも来たりする。年齢層もすごく幅広いし、実生活にひもづいてる話が多いので、すごくリアルだなと思いますね。ただ、リスナーの方の私への信頼感がすごすぎて、愛の深さがたまに怖くなったりもします(笑)。

あと、生放送の良さでいうと、私はリアルタイムで逐一ツイッターでもチェックしてるので、自分が話したことに対する反応がすぐ分かるところもいいなと思います。夜の9時から10時半という放送時間も気にしてますね。ゲストにどぶろっくさんが来て下さった時は、先輩方に引っ張られるように下ネタをたくさん言いましたけど、時間帯を考えながら頑張って抑えました(笑)」

1人で仕切るカッコよさ

「また、私はお酒が好きなんですが、『お酒の会社にスポンサーについてほしい』と番組で話していたのを、酒造会社の営業の人が聴いてくれてたみたいで。イベントが開催される話が持ち上がったことがあったんです。そうやって、リスナーさんとの意外な仕事が生まれる瞬間があるのも、ラジオの面白さですよね。

最近は、勉強も兼ねて人のラジオも聴くようになりました。ニシダがヘビーリスナーである、南海キャンディーズの山里(亮太)さんの『不毛な議論』(TBSラジオ)は、1人しゃべりの番組として学べることが多いと思って聴いています。『これだけの量をしゃべるんだ』とか、『こういう切り返しをするんだ』など気づくことが多くて、改めてすごさを感じますね。どんな状況でも1人で仕切れてるのがやっぱりかっこいい。私も目指したいところです。

あと、最近お気に入りのラジオは、『問わず語りの神田伯山』(TBSラジオ)。この時代に、あそこまで忖度(そんたく)なく悪口を言ってる人はいないので、聴いていて気持ちいい。良い人ぶってない人のラジオがやっぱり1番面白いですね(笑)」

(ライター 小松香里)

[日経エンタテインメント! 2021年11月号の記事を再構成]

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