比較したのはこの2製品

コンパクト・オービタルジグソーKS701PE(ブラック・アンド・デッカー)

重さ/1.9キログラム、ストローク長/19ミリメートル
切断速度は高儀に迫るレベル。ブレード交換用のレバーも大きく動かしやすかった。背面に集じん機用のアダプターも付けられる

EARTH MAN オービタルジグソー JSW-100SC(高儀)

重さ/2.1キログラム、ストローク幅/18ミリメートル
断面はざらざらだが、切断速度は最も速かった。ブレードを外すためのレバーが少し固く、動かしにくかった

最後に試したのは、出力が大きい中級者向けの充電式ドライバードリル。本体は先述のKDC-01などより大きいが、ドリル機能で大きな穴を開けて、丸棒を立てるといった加工もできる、本格的な製品だ。カインズでは「7.2V 水平器付 充電ドリルドライバー KT-08」が3980円と安い。本体を正確に垂直や水平方向に向けたいときに便利な水平器が唯一搭載されている。また同じ電圧のIKEA「FIXA 7.2V」(2999円)と比べると、ドリルの穴開けテストのスピードや、ライトの有無で上回った。

電動ドライバー&ドリル

ニカド電池は気になるが水平器付きはありがたい

Kumimoku 7.2V 水平器付 充電ドリルドライバー KT-08

重さ/1.15キログラム、最大トルク/8ニュートンメートル
プラスドライバーのビット1つだけが付属。ビットは既に幾つか持っていることを前提に価格を下げているようだ
直径10ミリメートルのドリルビットを装着し、厚さ38ミリメートルの板を貫通させるまでの時間を計測。電圧が同じIKEA製品の速度は上回った
握りの下端にライトが付いており、斜め方向にビット部を照らすので、手やドライバーが影になりにくい。光量も十分
本体2カ所に水平器を設置。「穴を開けて丸棒を立てる工作では、水平を保つことが重要。目安となり初心者は助かる」(番匠氏)

ただ、よりパワーがあるブラック・アンド・デッカーの中級者向けドリルドライバー(1万1860円)と比較すると、カインズは穴を開ける時間が2倍以上かかるなど様々な点で見劣りする。また、充電用バッテリーがリチウムイオン電池でなくニカド電池のため、一度バッテリーを使い切ってから充電しなくてはならない。「バッテリーが劣化したら買い替えと割り切れるならカインズで問題ないが、長く使いたいなら他社の上位機種も選択肢」(番匠氏)

比較したのはこの2製品

10.8V コードレス振動ドリルドライバー BDH12(ブラック・アンド・デッカー)

重さ/1.1キログラム、最大トルク/26ニュートンメートル
3機種中で唯一10.8ボルトと高出力。速度テストでは圧倒的な速さだった。ライトは本体による影ができる

FIXA 7.2V(IKEA)

安価だが、ドリルの速度テストでは3機種中最下位で、ライトも無し。ただ付属ビットの数は充実していた。重さ/0.7キログラム、最大トルク/5ニュートンメートル、実勢価格2999円

(日経トレンディ副編集長 大橋源一郎、写真 古立康三)

[日経クロストレンド 2021年9月22日の記事を再構成]

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