検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

SKY-HI BMSGがリリースし続ける理由、ソロ・空気…

連載 SKY-HI「Be myself, for ourselves」(36)

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

今回は『日経エンタテインメント!』2022年3月号(2月発売)の連載からお届けする。SKY-HI率いるマネジメント/レーベルBMSGは、ソロアーティストの音源を立て続けにリリース。SKY-HIやNovel Coreだけではなく、Aile The Shotaやedhiii boiといった「THE FIRST」参加メンバーまでもが、だ。話は1月中旬までの情報を踏まえてのもの。その後もソロアーティストの進撃は止まらない。[「BE:FIRST」や「THE FIRST」についてはこちら

◇  ◇  ◇

22年の年明けから、BMSGは怒涛(どとう)のリリースラッシュとなった。幕を切ったのは、1月5日のAile The Shota(以下、Shota)の1st Digital Single『AURORA TOKIO』。12日にはedhiii boi(エディボーイ/以下、edhiii)が1st Digital Single『NO』を、また1月18日生まれのedhiii、SOTA、Novel Coreの3人が誕生日に『118(Prod. SOURCEKEY)』を配信。26日にShotaが1st Digital EP『AINNOCENCE』をリリースし、1月を締めた。

21年10月にもBMSG感謝祭として毎週水曜に楽曲をリリースしたことがあったが、"感謝祭"と銘打たずとも、BMSGにとってこの活動は今後も"通常営業"なのではないかと思わせた。特に「THE FIRST」参加組であるShotaやedhiiiの展開は、予想よりはるかにスピーディーに感じられた。果たしてSKY-HI自身はこの展開をどう考えているのか。

「頻繁にリリースする背景には3つの理由があります。1つは、Shotaやedhiiiが『仕上がっていた』こと。すでに仕上がっているものを世に出さない理由がないじゃないですか。

世に出すことを考えたとき、2種類の考え方があると思うんです。片方は、最初に僕なりにBMSGにとっての理想的なタイミングを考えて、そこに当てはまるものを出すケース。21年にボーイズグループをデビューさせたくて、そのタイミングに間に合う方を探したBE:FIRSTは、これに当たります。もう片方は、シンプルに仕上がるのを待ったり、または仕上がっている人を発掘してきて出すケース。Shotaやedhiiiはきっかけこそ違えど、後者に近い2人です。才能の片鱗(へんりん)を感じてスタジオに入ってもらい、試しに1~2曲作ったらいい作品が出来た。ならば、今すぐ世に出しましょうと。

2つめは、彼らがソロだからということ。これはまたボーイズグループとソロの違いかなと思うんですけど、グループは予算に対する考え方が特殊だし、動く人の数も圧倒的に変わってきます。だから、そう簡単に新しいグループを生み出せるものではありません。もちろん、コストが掛かるぶん、ポジティブな側面が多いのも確かです。本人たちの1番の売りは、もちろん音楽ですが、ビジュアルの魅せ方も幅が広がるし、こだわって作れば、そのぶんの反響は大きく得られます。とはいえ、やはり思い付きで出していけるものでもない。

対してソロアーティストは、予算を掛けようと思えばいくらでも掛けられるし、逆に抑えたって、クリエイティビティーで工夫すれば、いくらでも面白いものが出来るんです。edhiiiのリリースで、それは証明できたかなと思います」

進学に影響するのはもってのほか

edhiiiは「THE FIRST」への参加が縁で、その後も積極的にSKY-HIにデモ曲を送った末に、BMSGとのアーティスト契約を14歳でつかみ取った中学生だ。『NO』のアートワークなどに、実物の彼は一切顔を出しておらず、ミュージックビデオは、本人をモチーフとしたコミカルでポップなキャラクターを立てたアニメーション映像で表現している。

「地方在住の中学生だから、無理に稼働させられないし、させたくはない。音楽活動で学業をないがしろにしたがために成績を落としたり、進学に影響があってはもってのほか。彼のお母様とも何度も電話でお話ししました。僕らだって大事に育てられた息子さんを預からせてもらっている責任は大きいです。デビューするからといって、必要以上に拘束するわけにもいかないので、MVは、edhiii以上にedhiiiらしいアニメ化したクリエイションを採用しました。

ソロの場合、リリースのスケール感に幅が利きます。いい作品が出来たら早く世に出したいほうが大事かもしれないですね。1つ目の理由にもつながりますが、ソロアーティストに必要なものがあるとしたら、やっぱりクリエイティビティーとアーティシズムとクオリティーを本人が担保していること。たまたまShotaやedhiiiが準備できていたから、デビューが早かった。そんなシンプルな話です。

3つ目は、『空気』です。BE:FIRSTとしてデビューしなかった『THE FIRST』の参加者に対する空気感は、センシティブに見ていました」

(次回に続く)

SKY-HI(日高光啓)
 1986年12月12日生まれ、千葉県出身。ラッパー、トラックメイカー、プロデューサーなど、幅広く活動する。2005年AAAのメンバーとしてデビュー。同時期からSKY-HIとしてソロ活動を開始。20年にBMSGを設立し、代表取締役CEOに就任。現在、21年10月27日にリリースしたオリジナルアルバム『八面六臂(はちめんろっぴ)』を引き下げた「SKY-HI HALL TOUR 2022-八面六臂-」のツアー真っ最中。ライブの映像は3月6日までHuluストアにて独占配信中。

【過去の記事一覧と「BE:FIRST」についてはこちら

(ライター 横田直子)

[日経エンタテインメント! 2022年3月号の記事を再構成]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_