Windows 10 どうする?記憶容量やUSB端子が足りない!Windows 10をあと4年弱使いきる(8)

日経PC21

Windows 10を、2025年10月のサポート切れまで使い続けるためのテクニックを紹介する連載。サポート終了まで10を使うつもりなら、愛機のハードウエアも見直しておきたい。最終回はストレージ不足やUSB端子不足への対処法などを紹介する。

まずはお手軽な外付けストレージから

内蔵ストレージの空き容量不足の解決策として、一番簡単なのは外付けストレージだ(図1)。あまり使わないデータをそこに移して内蔵ストレージの空きを確保する。動画や写真などの大容量データを保存するなら、低価格で大容量の外付けHDDが便利。また、データを持ち運ぶならポータブルHDDという手もある。

図1 データを保存するための空き容量が足りないときは、各種の外付けストレージで補うのがお手軽だ。それぞれの長所短所を押さえておこう。外付けHDDは容量当たり単価がかなり安いが、持ち運びには適さない。持ち運べるポータブル型にはHDDとSSD、スティック型SSDがある。HDDは安価だが読み書き速度はSSDに劣る。半面、SSDは高価だ。USBメモリーは安価で小さいが、容量が圧倒的に小さい

保存したデータを頻繁に読み書きするなら、読み書きが高速なポータブルSSDやスティック型SSDがお薦めだ。一方、ちょっとしたデータの受け渡しや一時保存なら、より低価格のUSBメモリーでもよい。なお、USB 3.2 Gen 2x1に対応した各外付けSSD製品は接続端子に注意(図2)。

図2 最大転送速度が500MB/秒を超える外付けSSDを接続するときはパソコン側のUSB端子に注意。最大速度(規格上)が500MB/秒のUSB 3.2 Gen 1(USB 3.0、USB 3.1 Gen 1 )につなぐと、転送速度が頭打ちになってしまう(下)。そうした超高速SSD製品は「NVMe」「PCIe」などと銘打っていることが多い。それらはUSB 3.2 Gen 2x1( USB 3.1Gen 2)に挿して使いたい(上)

パソコンにSDカードスロットがあるなら、SDカードを挿しっぱなしにする手もある(図3)。「ドキュメント」の保存先をそこに移すと内蔵ドライブのように利用できる(図4)。ただし、SDカードは読み書き速度が遅い。

図3 SDカードスロットを搭載するパソコンなら、安価なSDカードを挿しっぱなしにする手もある。ただし、SDカードはほかのストレージに比べると速度は劣る
図4 エクスプローラーで「ドキュメント」を右クリックして「プロパティ」を開く(1)(2)。「場所」タブを開き(3)、SDカードのドライブを指定して「移動」を押す(4)(5)。これで「ドキュメント」の保存先がSDカード内に移り、既存のファイルもそこへ移動する

USB端子が足りない場合は、USBハブを利用してUSB端子を増やす。USBハブにはAC電源アダプターを使うセルフパワー型と、それが不要のバスパワー型があるので、利用する周辺機器に応じて選ぶ(図5)。

図5 USB端子はUSBハブで増やせる。消費電力の大きいポータブルHDDやスピーカーなどを接続するときは、AC電源アダプターでも給電できるセルフパワー型ハブを使う(上)。一方、マウスやUSBメモリーなど消費電力が小さい機器を使うなら、USB端子からの電力で動作するバスパワー型ハブでもかまわない(下)

ノートパソコンがUSB PD対応なら、USB PDに対応したUSBハブが便利。パソコンを充電しつつ、増やしたUSB端子で周辺機器への電力供給もできて一石二鳥だ(図6)。

図6 USB PD対応パソコンなら、USB PD対応のハブが便利。パソコンを充電しながらUSBハブとしても利用できる。ハブのUSB端子から周辺機器への給電も可能だ

USB端子のほかに映像出力(HDMI)端子やLAN端子も必要なら、ドッキングステーションも検討しよう。1つのUSB端子で複数の機能を追加できる(図7)。

図7 USBハブにディスプレー出力(HDMI端子)や有線LAN端子、オーディオ端子などを追加した「ドッキングステーション」もある。1つのUSB端子で多くの機能を追加できるので便利
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